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.







名前を呼ばれて振り返ってみると

そこにいたのは風磨くんだった。









A「どうしたの?風磨くん?」


風磨「お昼お持ちしました♪」


A「えっ?」









そう言って風磨くんは

手に持っていたものをあたしに差し出した









.









A「うわぁ〜!!カツ丼だっ♪

うれしい♪ありがとう風磨くん!!


すごいねっ!!

こんなに気が利くなんて

さすが、大人のウェイターさんだねっ!!」









めっちゃ、ハイテンションのあたしとは対照的に

なんとも複雑な表情の風磨くん









.









風磨「なんでだろう・・・・」


A「えっ?」









風磨「なんで、中島は俺に持っていくように

頼んだんだろう?


こんなに嬉しそうに笑うAちゃんに会えるのに・・・・」









A「・・・・・・・・そうなんだ」









風磨「俺、中島に自分で持っていくように

言ったんだけど・・・・・・」









.









.









.









そっかあ・・・・健人くん

ちゃんと、あたしの気持ち分かってくれてるんだね









"仕事に専念してねっ!!頑張れっ!!"って









そう、言ってくれてるんだね・・・・・・









本当・・・・・・・・不器用なんだから・・・・・・









.









A「風磨くん・・・・?」


風磨「っん?」









.









.









.









.









A「健人くんにありがとうって

伝えてもらっていいかな?」









風磨「・・・・・・・・おう」









.









さっきまで、腑に落ちない表情の風磨くんだったけど

何かを察したのか、あたしの言葉に

優しく微笑んで頷いてくれた・・・

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設定タグ:SexyZone , 中島健人 , 菊池風磨   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:心愛 | 作成日時:2014年10月21日 9時

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