◇96 ページ47
ジャー・・・・
A「ふぅー・・・」
数分後、今度こそすっきりした顔で
トイレから出てきた・・・Aさん
健人「よろしければいかがですか?胃薬♪」
お湯と胃薬を持って俺はトイレの前で
Aさんを待ち構えていた
A「・・・ありがとう、こんな朝早くに
バタバタさせちゃってごめんね、健人くん」
申し訳なさそうにでも、ニコッて笑って
俺の準備していた薬を手に取った
Aさんって・・・ちょー美人なうえにスタイルもいい
そして、なんてったってクールで大人な女子大生♪
女子大生と付き合うってのもありかも・・・
健人「なんか、変なものでも食ったの?」
俺の言葉に
A「ちょっと、緊張しちゃって・・・・」
健人「緊張?誰かに告白でもするとか?笑」
A「えっ!!?かっ、顔に書いてある?」
俺の言葉にさっきまでの笑顔から一変し
めっちゃ、あたふたしだしたAさん
健人「いやっ、例えをあげただけで・・・・
もしかして、図星?」
Aさんの顔がみるみるうちに真っ赤に染まる・・・そして
A「健人くんのお兄さん・・・太輔先輩に
この旅行で告白しようと思ってて・・・」
照れくさそうにそう言った
・・・・・・・。
なーんだ
俺の入る余地なしじゃんっ・・・・しかも兄貴かぁ・・・
A「今からこんな緊張してて
本当に情けないよね・・・・あたし・・・」
さっきまでの美人でクールな女子大生・・・・と思ってたのに
今、俺の前にいるAさんは
すごく弱々しくて今にも消えてしまいそうだった
.
健人「大丈夫だよ・・・・Aさん」
俺は、ニコッて笑いながら
Aさんの両手をギュッと握った
そんな俺の行動に、一瞬驚いてたけど
すぐに、ニコッて笑って・・・・
A「・・・ありがとう、健人くん
なんか、すごく元気出てきた・・・あたし、がんばるっ♪」
そう言って、家を出ていった・・・・
329人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:心愛 | 作成日時:2014年9月30日 17時