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風磨「あれっ?中島?」
健人「おっ!!風磨!!今から?」
社食に戻る途中、丁度出勤してきた風磨に遭遇した
年はちょっと離れてるけど、何だかんだ気が合うってことで
すっかり意気投合した俺達
風磨「どうかしたか?」
風磨が心配そうに俺の顔を見る
健人「・・・ある女子社員に分りやすい計算をされてて
次から次へと女の武器を使ってくる
おまけに、俺達が福利厚生の一環で女子社員を
粗末に扱えないところをうまくつかってくる」
風磨は黙って俺の話を真剣に聞いてくれた
.
風磨「・・・・大変だな、モテる男はっ!!笑」
健人「・・・・・・・だなっ!!笑」
.
風磨「・・・・否定しねーんだなっ!!笑
でも、どんな武器だの切り札だの使ってきても
そんなの関係ねぇんじゃねっ?
中島の想いがしっかりここにあるなら・・・なっ?」
自分の胸に拳をトントンしながら風磨が言った
健人「・・・・だよなっ!!俺がしっかりしなきゃ・・・
風磨ありがとう!!」
風磨「おうっ!!」
.
そんなやり取りをしていると・・・社食に到着
.
中に入って早々Aさん発見♪
.
でも、俺が見つけたAさんは
やっぱり・・・・浮かない顔をしている
きっと、俺が遥香さんを医務室に連れていったことを
誰かから聞いたのだろう・・・・・・・
.
Aさん、ごめんね・・・
でも、もっと、自信持ってよ・・・・
俺の彼女はAさんなんだよ?
.
.
.
俺、Aさんが兄貴を10年間想っていたように
ずっと、ずっと、Aさんのことを想ってきたんだから
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次の話から少しだけ過去編に入ります!!
退屈と思う方もいるかもなのですが
ちょっとだけお付き合い
よろしくお願いしますm(_ _)m
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作者名:心愛 | 作成日時:2014年9月30日 17時