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A「えっ?」
太輔「だから!!健人がうちの会社に入社するなんて
びっくりだなって!!」
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太輔先輩が連れてきてくれたのはお洒落なダイニングバー。
こんな風に先輩と向かい合って座るのはいつぶりだろう…?
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ってか、だめだ……。
緊張しすぎて太輔先輩の声すら頭に全然入ってこない……泣
はぁ……。
今さら告白なんて……やっぱ、無理かも……。
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そんなことを考えていると……
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太輔「Aは、愛されてるな♪」
柔らかい笑顔を浮かべて太輔先輩が言った。
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そうだよ……あたし、言わないと……。
そして、健人くんに伝えなきゃなんだから
"あたしの想い"を……。
太輔先輩の何気ない一言が
あたしをいっきに現実に引き戻した。
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A「あっ、あの太輔先輩あたし大事なお話が……。」
太輔「何?Aが俺を誘うなんて初めてだもんなっ!!」
A「あの………あたし……」
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意を決して先輩に告白しようとした丁度その時、
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「へぇ……兄ちゃん誘うの初めてなんだ……。
"初めて"って特別だよね?」
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………っ?!!
突然聞こえた聞き覚えのある声に衝撃が走った……。
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太輔「健人っ!!」
A「健人くんっ!!なんで……?」
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なんと、ドリンクを運んで来たのは
ウェイター姿の健人くんだった……。
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作者名:心愛 | 作成日時:2014年9月30日 17時