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A「……っえ?」
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パッと、健人くんがあたしから離れた。
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キス……してこなかった。
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健「強引に攻めたって
Aさん、俺のこと好きにならないもんね?」
そう呟きながら少し寂しそうに笑う健人くん。
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A「意外に真面目なところもあるんだね。」
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そんなあたしの言葉にふふっと鼻で笑って
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健人「……ほらね!!いっぱい一緒にいないと
分からないことあるでしょ?
もっと俺のこといっぱい知ってよ……
今も……これから先も、ずっと……。」
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あの優しい笑顔をあたしに向けて健人くんは、そう言った。
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健人くんは"強引"じゃなくていつだって"本気"で攻めてくる。
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なのにあたしといったら
未だに、太輔先輩への想いを捨てきれてない……。
あたし……健人くんの想いに応えたい……。
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あたしも…そろそろ、腹をくくらなきゃだ……。
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作者名:心愛 | 作成日時:2014年9月30日 17時