現在の足跡77 ページ41
蛍「少し前、【玉衡】にも会った…」
凝「帰柊機のところで、そうよね？」
パ「ずっと上から見てたのか？」
凝「ふふっ…こんな距離から盗み見できないわ。」
クスリと笑った凝光様は絵になると思う。
凝「…［耳目］の働きよ。あなたたちに興味がある。
関心を持つのも当然よ。」
蛍「刻晴が、七星は帝君を殺害していないって。」
凝「ええ、仙人と付き合いがあるあなたや、あおいが、
私たちを信じないのもわかる。
今回は誤解を解くために招待したのよ。」
そう言って、凝光様は郡玉閣の先端に近づいたので、
私たちもその後に続いた。
凝「［魔神戦争］は聞いたことがあるわね？」
蛍「言葉だけ知ってる。」
『はい、かつて、魔神が数多といて、長い戦争があった。
たくさんの血が流れ、2000年前に戦争は終わった。
テイワット大陸に残った7人の勝者は、敗者の残数の上で
国や城を作り、七神の時代が始まった。
と魈様から聞きました。』
コクリと凝光様は頷いた。
凝「そう、その通りよ。
［孤雲閣］は見えるかしら、
あれは自然にできた景観ではなく、
帝君が戦時中に投げた岩の槍よ。
あの岩の下には、七神の座を手に入れられなかった
かつての魔神が封印されてる。」
凝「魔神だけではなく、
［俗世の七執政］も死ぬことはあるわ。
帝君の逝去は璃月にとって想像できないけど､
テイワットの七神の座は…譲れない。」
魔神戦争の頃はまだ私はいなかったけど、
壮大な戦争だったということは理解できる。
璃月の民として、神様がいなくなっても
頑張っていかないとならないからな…。
…わたしも協力しないと。
凝「次の岩神が現れる。けど帝君のことは忘れないわ。
その時、璃月の人々と仙人との関係は
きっと昔とは違うでしょう。
新たな時代でも［璃月七星］は帝君の民よ。
帝君に刃向かうなんて…するわけないでしょう。」
そうか…岩神は殺害されてしまったから、
次の岩神に誰かがなるのか…。
蛍「じゃあ、なぜ［仙祖の亡骸］を隠した？」
凝「ふふっ…あの日のこと、
あまりにも突然で対応のしようが無かった。
その場にいたのなら、分かるわよね。」
確かに、あのときは何が起こったのかわからなくなった。
凝「七星の敵は璃月港にいる。
厄介なことになる前に、行動しないと。
だから私は仙祖の亡骸を隠して、
敵の行動にけん制を仕掛けたの。」
パ「その［敵］って誰の事？」
パイモンが疑問に思ったのか、凝光様に尋ねた。
凝「さあ、どう思う？」
私と蛍に聞かれた。
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アオ猫又(プロフ) - リアさん» 間違っていました、指摘コメありがとうございます！これからも楽しんでもらえるように更新、がんばります！ (2022年2月25日 12時) (
レス) @page3 id: 6f2bf6bdd1 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 「送仙儀式」が「迎仙儀式」になっていると思うのですが…どうでしょうか？もし勘違い・理由有りでしたら、申し訳ないです… いつも楽しく読ませていただいてます！ (2022年2月25日 11時) (レス) @page3 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
アオ猫又(プロフ) - 月木あやさん» 間違ってました！！教えてくださりありがとうございます！更新、がんばりますね！ (2021年9月29日 15時) (レス) id: 6f2bf6bdd1 (このIDを非表示/違反報告)
月木あや(プロフ) - もし理由があってのことでしたら申し訳ないのですが……これからも更新、楽しみにしています！！ (2021年9月29日 8時) (レス) id: 69dc05a968 (このIDを非表示/違反報告)
月木あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！夢主ちゃんの設定からもう好きです笑 一つ気になったのですが、「先祖の亡骸」を原作では「仙祖の亡骸」と表記されていると思うんです。 (2021年9月29日 8時) (レス) @page3 id: 69dc05a968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ猫又 | 作成日時：2021年9月4日 9時
