現在の足跡63 ページ26
黄「これは…
この大弓を直したのか？
何勝手な真似を
してやがる！？」
鍾離先生が帰柊機を直したことにとても驚いていた。
鍾離「大弓ではなく、［帰柊機］だ。
それから＿＿＿質問をする前に、まず名を名乗れ。
それが礼儀というものだろう。」
黄「見てわからないか？ハンッ、俺たちは宝盗団だ。」
『あ、思い出しました。最近璃月で警戒されている
宝盗団ですよ！確か、黄麻だった気がします。』
この宝盗団に注意！という感じの張り紙を見たから。
黄「この辺りにお宝が隠されていると聞いて
やって来たら、この機械の大弓が厄介でな。
この間も山に入ったら、
兄弟がこいつに串刺しされそうになる始末だ。」
だってそれが帰柊機だもんね。
黄「俺たちが命懸けてこいつを破壊したっていうのに
＿＿＿ちょっと目を話した隙に直しやがって！
お前ら、許さねぇッ！痛い目に合わせてやる！」
鍾「フン、私欲のために仙人の知恵を汚すとは。
お前たちには教訓が必要なようだ。」
私と蛍は武器を取り出す。
相手も戦う用意は出来ているようだ。
『蛍！こっちは任せて！』
蛍「ありがとうあおい！」
相手の動きに対してひらりと交わしていく。
そして、隙が見えたところで攻撃する。
数分も経たないうちに、
全員宝盗団のメンバーを倒し終わった。
パ「物わかりの悪いやつらだな、ふん！」
鍾「ああいった輩のせいで心を乱すのは損だそ。
七七嬢との［契約］に集中しよう。」
パ「おう…そうだな、それで［帰柊機］を直したのは
いいけど、標的の【ココナッツヒツジ】は
どこにいるんだ？」
そうだった、今の目的はココナッツヒツジを探すこと
だった。
鍾「先ほど［帰柊機］を持って探してみたが、
この付近にはよく見る野生動物のほかに、注意すべき
ものはいなさそうだ。［半仙の獣］なら、仙人の道具を
用いれば探しやすいはずだが…。」
『いませんもんね…。』
パ「どうしよう…。」
蛍「［帰柊機］の修理が無駄になった？」
パ「もう修理したんだし、そんなこと言うなよ…。」
気まずい雰囲気を壊したのは鍾離先生だった。
鍾「このまま考えていても埒が明かない、
ひとまず［不ト廬］に戻り、【ココナッツヒツジ】が
見つからなかったことを告げ、相手の出方を伺おう。」
パ「そうだな、オイラたちだって…
［力を尽くした］もんな。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アオ猫又(プロフ) - リアさん» 間違っていました、指摘コメありがとうございます！これからも楽しんでもらえるように更新、がんばります！ (2022年2月25日 12時) (
レス) @page3 id: 6f2bf6bdd1 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 「送仙儀式」が「迎仙儀式」になっていると思うのですが…どうでしょうか？もし勘違い・理由有りでしたら、申し訳ないです… いつも楽しく読ませていただいてます！ (2022年2月25日 11時) (レス) @page3 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
アオ猫又(プロフ) - 月木あやさん» 間違ってました！！教えてくださりありがとうございます！更新、がんばりますね！ (2021年9月29日 15時) (レス) id: 6f2bf6bdd1 (このIDを非表示/違反報告)
月木あや(プロフ) - もし理由があってのことでしたら申し訳ないのですが……これからも更新、楽しみにしています！！ (2021年9月29日 8時) (レス) id: 69dc05a968 (このIDを非表示/違反報告)
月木あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！夢主ちゃんの設定からもう好きです笑 一つ気になったのですが、「先祖の亡骸」を原作では「仙祖の亡骸」と表記されていると思うんです。 (2021年9月29日 8時) (レス) @page3 id: 69dc05a968 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アオ猫又 | 作成日時：2021年9月4日 9時
