情報屋 兼 武器職人 兼 薬師

私 兼 職人 ページ8

ふぅ、やっとクロロも帰ってくれた、


なんやかんやで居座ろうとするんだから！


…邪魔ったらありゃしない、



『さてと、がんばりますか！
(ﾉｰﾃｨﾃｨｱ)』




そう言ってクロロが持ってきたベンズナイフを触る、
すると私の脳内に沢山の情報が流れてくる


私はこの中で必要な事項を抜き出して

クロロの要望に合ったものを作っていく、

ーーー1時間後
刃の先完成

ーーー2時間後
ほんのちょっとだけ
(全体の15/2ぐらい)

ーーー３時間後
変わり無し

ーーー…………………

『ヤバい、もう飽きた
……しんどいしなぁ、疲れちゃう、』


(ちょっとだけ寝よ"""ｶﾗﾝｶﾗﾝ

…誰だ、眠りの妨げは！？)


『…はい、どちら様？』



「こんにちは！
ちょっと一人で来てみたかったんだよね♪」



『えっと？貴方はしゃるなーくさん？』



「あっ、名前覚えててくれたんだね♪
シャルって呼んで、皆そう呼ぶから」



『そう、シャル、
では、どんなご用で？』



「いえいえ、特に用はないよ！
見に来ただけ、」



『(なにしに来たのよ)
じゃ、お茶だけ出すわ』



「ありがと、」






『えっと、男性一人だし、
カモミールにしましょう♪


あの、ホットで良いかしら？』



「オススメで、(^-^)」



『そう？少し待ってね』






『どうぞ、今日はカモミールにしてみました

カモミールは胃の粘膜を修復する作用があるので胃痛や、胃もたれに効果的です

いつも疲れてるようだし、クロロに無茶振りされてたら胃も痛くなるかな？なんて思って
…余計なお世話かしら？』



「何か凄いね、何でも解っちゃうんだ♪」



『そんな事は無いけど、…ありがとう』



「それ、何作ってるの？」



『えっ？あぁ、これはさっきクロロに頼まれたベンズナイフ、まだまだ途中だけどね、』



「へぇ、大変だね
能力ってどんな感じなの？」




『商売だから、詳しくは言えないけど
…自分の経験によって有無が変わってくる…みたいなものかしら？
だから自分の経験値をそのまま念能力にしたようなものねぇ、
まぁ、経験無いと使い道にならないから色んな所巡ったの』



「へぇ、それって俺に教えてもいいの？
俺が情報漏らすとか考えないわけ？」



『あら？そんな事いちいち私が考えなくても良いことなのよ、
詳しくは言ってないんだもの(^-^)』



「……成る程ね、
今日はありがとう、また来るよ」

私 兼 仕事人→←私 兼 武器屋

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す