☆ ページ22
沙羅ちゃんを慰めていると、診察室の入口に心配そうに見守るお母さんの姿が。
泣き声が聞こえて心配で見に来てくれたみたい。
「お母さん、こちらにどうぞ^^」
沙「ｸﾞｽｯ……おかあさんっ…(泣)」
母「あらら、すみませんご迷惑かけてたみたいで^^;」
「いえいえ、診察1人で上手に頑張れてましたよ^^」
村「お利口さんに出来たもんね？」
沙「ｸﾞｽｯ……」
姿を見てお母さんに行ってからこっちを向いてくれない沙羅ちゃん。
いじけちゃったかな(笑)
母「もう……ほんとすみません;;」
村「いいんですよ(笑)」
「上手に診察受けてくれたんですけど、インフルの検査が痛かったみたいで^^;」
母「あぁ…あれですね;;」
「そうなんです(苦笑)
インフルの結果が出たらまたお呼びしますので少しお待ちいただいていいですか？」
母「分かりました。」
「沙羅ちゃん、頑張ったね。
今バイ菌いるかどうか調べてるからもうちょっと待っててね？」
沙「……」
お母さんは申し訳なさそうに頭を下げながら沙羅ちゃんを抱いて待合室へ。
ー15分後ー
村「沙羅ちゃん、どうぞー^^」
「お待たせしました。
結果なんですが、やはり陽性でした。
インフルエンザは感染症なので学校はお休みしていただくようにお願いします。」
母「そうですか、分かりました。」
説明している間お母さんの後ろに隠れてチラチラ見てる沙羅ちゃん。
また何かされると思ってるのかな？
「沙羅ちゃん、もう先生何もしないよ？
今日はすごい頑張ったもんね、偉かったよ^^」
沙「んーん……ｸﾞｽｯ…先生パシってしちゃったもん……(泣)」
「え？あぁ、大丈夫だよ(笑)
先生なんともないよ、ね？」
村「それ気にしちゃってたんだね(笑)」
「痛かったもんね、でもちゃんと頑張ってくれたじゃん？
先生嬉しかったなぁ。」
沙「…ｸﾞｽｯ……ほんと…？(泣)」
「ふふ、本当^^
よく頑張りました(撫)」
そっと頭を撫でてあげると嬉しそうに笑ってくれた沙羅ちゃん。
その後お薬を処方して、帰る頃にはもういつも通りの沙羅ちゃんになっていた。
沙「先生ばいばい^^」
「はーい、お大事に(^-^)」
ー次の話ー
脱臼
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moa(プロフ) - ?さん» わぁ、ありがとうございます^^ぜひ書かせていただきますね！少々お待ちください^^ (2022年7月22日 22時) (
レス) id: 9e5e77a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - とても面白いです！もしお時間があるようでしたら、小児科の子が副鼻腔炎になるお話を見たいです。 (2022年7月21日 22時) (レス) id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 返信ありがとうございます!もちろんです！毎日のように越させていただきます。 (2022年4月30日 7時) (レス) @page13 id: 5b101ae2da (このIDを非表示/違反報告)
蛙飛び込む - 速い返信をありがとうございます！！掲載！！出来れば、でいいですから、掲載して頂いてほしいと思っています！！ (2022年4月28日 20時) (レス) id: 9cfc2f61bc (このIDを非表示/違反報告)
moa(プロフ) - 蛙飛び込むさん» ありがとうございます^^アルファポリスの方で書けそうな時続きを書いていくつもりなので、書けましたらこちらにも掲載させていただきますね♪ (2022年4月27日 22時) (レス) id: 9e5e77a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：moa | 作成日時：2022年2月27日 19時
