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｢どっどうしたの、棗くん…？｣
ふうが出て行った生徒会室では、まだ状況が飲み込めていない空也がオドオドしている
｢…空也、これ見て。｣
真央が空也にパソコンの画面を差し出す
｢！｣
それを見た空也は言葉を失った
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To.臨堂棗
ここら辺の"トップ"であるお前らに
話がある。
明日、生徒会全員で俺のところに来い。
来なければ、お前らの"平和な日常"を
壊しに行く。
From.赤羽都雅
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｢あ、赤羽都雅って、あの…｣
空也が不安げに呟く
｢…最近、ここら辺に出来た新しい学校の"トップ"だ。
出来て１日でそこの"トップ"に登りつめたっていう噂の。
この男に目を付けられたら…
かなり厄介だ。｣
真央が険しい表情で言う
｢…こいつに逆らったら、いくら俺らでも無傷ではすまないだろうな。｣
いつになく真剣な顔をする類
｢どうする、棗。｣
険しい表情でパソコンの画面を見つめる棗に真央が聞く
｢…明日、赤羽のところに行く。
何を要求されるかは分からないが、
此処の生徒に危害を加えるようなことはさせない｣
｢…ふうちゃんは連れていかないんだね。｣
｢…あぁ。生徒会に入ってまだ日が経たないのに外部との接触は酷だろう。
今回は真っ向からの取引だから"特別補佐"は必要ない。
それに向こうもまだ七瀬のことは掴んでないだろう。｣
｢分かった。じゃあ、明日の放課後にそっちに行くって赤羽に伝えるね。｣
真央が素早くパソコンを操作して言う
｢…何も、起こらなければいいんだけど…
誰か怪我でもしたら…｣
桜雪が膝の上で手をギュッと握る
そんな桜雪の手を棗がふわりと自分の手を重ねた
｢大丈夫だ。お前の心配するようなことは何もない。｣
そう言って棗はもう片方の手で桜雪の頭をくしゃりと撫でて優しく微笑んだ
いつもはあまり笑わない棗の笑顔に桜雪は顔を赤らめる
｢棗くんがそんな顔するの雪ちゃんだけだよね〜｣
そんな２人にニヤニヤと笑う空也
｢まぁ自分だけ"桜雪"って呼んで俺らには呼ばせないような奴だからな。｣
と空也と同じようにニヤリと笑う類
そんなやりとりを交わしているうちに、先程までの緊迫した雰囲気が少し和らいだ
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蒼(プロフ) - jupi**さん» わぁぁっ！ありがとうございます！♪♪ (2015年4月30日 19時) (
レス) id: bde65050a4 (このIDを非表示/違反報告)
jupi** - 4まで読みました！文章がとても綺麗で純粋で…優しい気持ちになれますね（´ ｀*）先が楽しみです！ (2015年4月30日 17時) (レス) id: c13b622e53 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 実さん» す、す、すいませんでしたぁっ！！(一同) (2015年4月15日 6時) (レス) id: bde65050a4 (このIDを非表示/違反報告)
実(プロフ) - はーい、雪ちゃんいじめた奴ら〜♪……………………覚悟はいいか(怒) (2015年4月14日 12時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
実(プロフ) - 雪ちゃんトドメさしてるから (2015年4月7日 18時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2015年2月13日 22時
