キムソクジンの妹は強い。 (ページ39)

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ダンス練習ページ39

くだらないやりとりをしている間に到着し、みんなで練習室へと向かう

てか私はみんなの隣で歩いていていいのだろうか

なんていうか、「あの子だれ？」みたいにならないのかな

だってほら、すれ違う人たちが私の顔2度見してるんだけど……？

『あの、ヒョン』

JM「ん？」

とりあえずいちばん近くにいるジミニヒョンに話しかける

『あの、さっきからすれ違う方の視線が痛いのですが私ここにいて大丈夫でしょうか？』

JM「ああ、あの子かわいいなーって思ってんじゃない？」

んなばかな

HS「気使わなくても大丈夫だよ」

ジミニヒョンの後ろからホソギヒョンがひょこっと顔を出す

おっあざとい

HS「ここの事務所の人はそういうプライベートについて厳しい人たちばかりのはずだから」

『あ、はい……』

でもなぁ、目線が刺さるなぁ

あ、ついた

HS「よーし！練習だーーー！！」

JN.NJ「………………………」

『着いてそうそうテンションの差がえぐい』

JM「この練習は覚えてない人からするとなかなか辛いものがあるからね〜」

なんでも遅れた部分を取り戻さんとするダンスリーダーの熱が凄まじいんだとか

ほー、そりゃ楽しみだ

HS「Aはなにしてるの？」

『私は自分の練習しようかと思って。ゆるいけどちゃんとレギュラー争いもあるし、まだ先ですけど大会もあるので』

JM「おっけー。じゃあ一区切り着くまでは別々に練習してよっか」

『はい！』

HS「よしっ！行くよジニヒョン！ナムジュナ！」

JN「うっす」

NJ「はい」

JM「じゃあまず昨日の………」

さすがだなあ

さっきまで顔死んでた2人はもう切り替えてる

ホソギヒョンの顔からもおふざけモードはない

よしっ私もがんばろう！

イヤホンを耳につけて鏡を見ながら自分の踊りを見直していく

私は運動神経はあまりよくないが、体はやわらかい

あとは体力もそこそこある

さっきもいったように大会ではその都度レギュラーを選ばなければならないので、落ちないように練習をしなければいけない

あ、私の実力は部活仲間内では上位のはずだが、まだ1番にはなれたことがない

よーし、がんばろっと