キムソクジンの妹は強い。 (ページ21)

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待ちに待った日？ページ21

それからすぐに夏休みはやってきて

私の待ちに待った日もやってきた！！

『ほんとに誰呼んだの？ヒナだから安心してるけどちゃんとしゃべれる人だよね？』

HN「それは問題ない、あんたが素で話せる人たちだから」

『ふーん』

なんとなく嫌な予感がするのは気のせいだろうか

いやいや、ヒナが気を使ってくれてるんだからそんなことあるわけがない

親友を信じろ、A

HN「じゃ、私行くね」

『うん、頑張ってきてね』

HN「………………Aもね」

ん？

HN「じゃあね」

『あ、いってらっしゃい』

ヒナが出ていって玄関でそのまま1人考える

今あの子は目を逸らした

そして「頑張れ」と言った

さっきの嫌な予感が大きくなった

まさかとは思うけど、、、あいつ、、、

いや、でもヒナがそんなことするかな…

………………………………するな

急いでヒナに確認の電話をしようと思い、スマホに手を伸ばそうとしたとき

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

部屋にチャイムの音が鳴り響いた

思ってたより早かった

まあ部屋も片付いてるしお菓子とかの準備はしてあるし、今来ても問題ないんだけど

いや、そこは問題じゃない

私の予想が当たっている可能性がある

その場合私はどうすればいいんだろう

逃げる？いや、もし«ヤツら»なら逃げられない

体調が悪いと言う？

逆に上がってこられそうだ

まずい、これは非常にまずい

回避方法が見つからない

そう言って頭を悩ませていると、、、

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

さっきの主と同じであろう人物がもう一度チャイムを鳴らしてきた

『まあ、一応予想外れてるかもしれないし、1回開けてみた方がいいよね』

そう思った私が浅はかだったのかもしれない(深刻)