スパイスティー【黄・赤・緑】 (ページ4)

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4 幼馴染ページ4

カラスがカァーカァー鳴いている時間

今日は早めにあがれた

？「A〜♡おかえり！待ってたで♡」

私のアパートの前に大きな荷物を持った男の人がいた

とても見覚えのある、というか見覚えしかない

『大ちゃん…』

大「おつかれさまぁ」

頭をよしよし撫でられる

彼は西畑大吾

私の幼馴染で大学からは分かれてしまった

ちなみに彼にはここは教えていなかった

なんでかって？

大「好き♡愛してんで♡」

大「ほんまにかわええなぁ」

この調子だからだ

『あはは、ありがと』

『でも私が一人暮らししてるとこよく分かったね？』

大「も〜、早く教えてくれたらよかったのに」

教えてないのに家に来るなんて若干ホラーだが

大体の見当はついている

どうせお母さんとかに聞いたんだろう

そして、気になることが一つある

『大ちゃん？、一つ聞いていい？』

大「ん？なーに？」

『その荷物は何？』

明らかに普通の大きさではない

大「お泊まりセット♡明日土曜日やしええやろ？」

大「お願い♡」

そんなきゅるきゅるした瞳で見つめられても…

でも流石に入れないわけにはいかない

『分かった、分かった』

『そのかわりなんにもしないでね？』

大「りょーかーいです」