Fallin【佐野玲於】 (ページ5)

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あれ、、、、ページ5

「ま～まああああ～、、、」

ママ「ん？？どうしたの？？」

あれだけ練習したのに…
友達一人もできなかった。

おまけに、みんなおとなしいから
かっこいい人も見当たらない。

私の青春、迷子になってるのかなあ～
はやく私のところへ戻っておいで～

なんて馬鹿なこと思ってるから
自分から話しかけないと！！

ママ「えりが動かないと、なんも始まらないじゃない、まあそのうちできるよ、頑張りなさい！」

なんて、口では簡単に言えること言っちゃってさ。
無理なんだよ…
ここで新事実
私は人見知りなのか？コミュ障なのか？？

「……中学校に戻りたい。」

そっと呟いた一言。
高校１年生あるあるネタだ。

中学生のときはよかった。

友達と一緒に進学して、
そこから友達という幅が広がって

まあ、彼氏はいたことないんだけど。

彼氏とかいらなかったし寧ろ友達だけでいいやって思ってた人だから、
青春なんて全くなかったのに

今の自分、求めちゃってるし。

結論

全て自分が悪い。

今度はもっと大きい
溜息をついた。

明日こそは、友達作ろう。

明日からお昼休憩あるのに
お弁当食べるの、一人はなかなかきつい。

いっぱい鏡に向かって練習した笑顔を活かさなくっちゃ。

すごく、明日の学校に行く気分が重くなった。