【d!】あつまれ！われわれの森！

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gr「終わったか？」

rb「とりあえずこっちはええで！」

gr「よし、じゃあ次だ。」

そう言って紙を渡される。なになに、請求…書！？

『請求書！？』

gr「渡航費、人件費、設備費、スマホ代、諸々合わせて49800ベルだな。」

『えええ！！！お金なんて持ってきてない！！！』

rb「まぁ、無人島でお金なんか使うと思わんよな。」

gr「想定済みだから心配はいらん。それでは現金ではなくマイルで支払ってもらおう。」

『マイル？』

gr「あぁ、その名も我々マイレージプログラムだ！」

『？？』

gr「この国での活動に応じてポイントがたまるシステムだ。例えば"島の果物を集めて売る"だとか"雑草を抜く"だとかこの国にとって有益なことをしたらそれに応じたマイルが貯まる仕組みになっている。」

rb「スマホのアプリ見たらどんなことに対してマイルが貰えるかわかるから使ってみてな！」

『な、成る程…！スマホにはそんな機能も…！とりあえず49800マイル貯めればいいんですかね？』

gr「5000マイルでいいぞ！」

『本当ですか！それなら頑張れます！！』

gr「利子なんかはつかないから自分のペースで貯めてくれ。」

そう言ってお開きとなり一旦テントへと帰ってきたらポストに手紙が入っていることに気づいた。

〔むじんとう いまごろぶじに つきました？
　 しんぱいなので さしいれします〕

美味しそうなオレンジと一緒にお母さんから手紙が届いていた。

じーんと胸が熱くなる。このオレンジは食べずに育ててみよう。

お母さんから貰ったオレンジがこの島で繁殖するって誇らしくない？

とりあえずいつまでも感動に浸ってられないので早速マイレージアプリを眺めていると"魚を釣る"という項目があった。

これだ！魚釣りとか無人島っぽい！！

早速ハイテンションでテントから出て気づいた。釣竿なくね？

うーん…と考えているとチーノくんが視界に映った。

『あ！チーノくんおはよう！』

ci「いや、もうこんにちはやで？Aちゃんめっちゃ寝るやん。」

『いやー疲れてたみたいだねぇ。ってそれ！釣竿！！どうしたの！？』

ci「あ、これ？ロボロさんがDIYの仕方教えてくれてん！ええやろ！よかったら」

『ほんと！？私も行ってくる！！』

ci(はっや！もう一本作ったから一緒に釣りしよーやって言おうと思ったのに！！)

ダッシュで広場にある案内所を訪れる。

『ロボロさん！ロボロさん！！』

rb「なんやなんや！？そんなに慌ててどうしたんや！？」

『釣竿作りたいです！！！』

3→←＊day2 早速多額の借金を背負いました！

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