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最初はなんだこいつと思っていたけど話してみると案外いい人で気づいたら海に太陽が吸い込まれかけていた。
『そういえばゾムはなんでここにいたの?』
zm「んーなんか刺激が欲しかったからかなぁ。」
ゴロンと横になるゾムの顔を見る。
『無人島は刺激になった?』
zm「初めは楽しかったけどやっぱ1人やとつまらんかった。つまらんなーって海眺めてたらAがやって来て一人ではしゃいでるの見ておもろいやつおるなって。」
『出来れば忘れてほしいかな…。』
zm「えー。でもめっちゃおもろかったで?Aみたいなんがおったら無人島生活も楽しいんやろうなって思ったわ!」
『ゾムは無人島で生活したいの?』
zm「…んー。Aと一緒なら生活してもええかなー。」
『私、実は無人島に住んでるって言ったらどうする?』
ガバッとゾムが起き上がる。
zm「マ?」
『正確にいうと無人島を開拓して暮らしてるんよ。ちなみに住人は私入れて3人!サポートしてくれてる人が5人の計8人で無人島を国にしようと奮闘中。』
zm「なんそれめっちゃおもろそうやん!!!」
『現在住民募集中!家具付き一軒家で暮らして見ませんか?』
zm「行く!どうしたらええの!」
『我々開発ってとこに連絡とってくれたら話してくれると思うよ!』
zm「どれどれ…。」
すきあらば宣伝…!
家具作ったのに誰も来ませんでしたじゃ寂しいもんね。
それに折角ゾムと仲良くなれたのにここでバイバイなんて嫌だったし。
zm「これ?」
『おー、ロボロさん仕事が早い!それそれこの無人島移住プラン+ってやつやね。』
zm「早速電話をかけていくぅ!」
『ええっ!?』
zm「すいません、はい、この無人島移住プラン+ってやつ応募したいんすけど…はい、はい、お願いします。」
『ど、どうだった?』
いや、確かにお勧めしたのは私だしあわよくば住民になってくれたら嬉しいなとは思ったけど即決されるとは思わなくて動揺している。
zm「ok貰ったわ!」
『おおー!やった!これからもよろしくね!』
右手を差し出すとギュッと握り返してくれる。
zm「ほんまええこと教えてくれてありがとう!明日からよろしくな!」
『うん!……えっ!?明日来るの!?』
zm「おん!楽しみやわぁ!」
どうやらゾムは行動力おばけのようです。
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アプリコット(プロフ) - ゆうさん» ご指摘ありがとうございます!標準語で書いていたつもりなのですが作者が関西弁と標準語の境目が曖昧で申し訳ないです。関西弁っぽくなっていたところを訂正させてもらいます。 (2020年7月4日 0時) (レス) id: 538c1aaf4e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初めまして、読んでて気になったのですが(ら)は関東の人間で普段から関西弁は喋らないので少し違和感があります。 (2020年7月3日 2時) (レス) id: ad9804768a (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット(プロフ) - あろさうるす@ナミヲさん» コメントありがとうございます!ゲーム起動しながらお話考えてるのでそう言ってもらえると嬉しいです!(emさんこれからもちょいちょい出して行きますね!) (2020年6月28日 19時) (レス) id: 538c1aaf4e (このIDを非表示/違反報告)
あろさうるす@ナミヲ - コメント失礼します!細かい台詞まで再現されてて、作者様のあつ森愛が感じられる作品ですね(*´▽`*)更新楽しみです!お体に気を付けてくださいね!(推しのエミさんが早めに登場したのでテンション上がってます、、) (2020年6月28日 10時) (レス) id: 2e27670cb5 (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット(プロフ) - ミルクケーキ@トシさん» ここから怒涛の新キャラ登場祭りです!笑お楽しみに! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 538c1aaf4e (このIDを非表示/違反報告)
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