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「あら、こんにちは！可愛らしいお師匠さま」
「こっちはAさん。ろぎあさんは彼女とはじめましてですか？」
魔法少女カフェの、ろぎあさん。
すらっとした白い女性。…綺麗。
青井さんのその言葉に、こくこくと頷きながら、ええ、ええ！と口元を手で隠しながら言う。
「私は香月ろぎあと言います。Aさん、はじめまして」
「は、はじめまして…、香月さん」
くすりと笑う香月さん。所作や表情が優雅で、じっと見つめてしまう。
「ろぎあ、で良いんですよ？」
「…えーっと、なら…。…ろぎあ、さん」
「ええ、なんでしょう？」
ちらりと青井さんの方を見れば、軽く頷いて私にこっそりと耳打ちをする。
「メニューで気になるのがあればそれ、なければ、おすすめを10個ずつ、って」
きょろきょろと店内を見回せば、それを察したのか、「品揃えはこちらにありますよ」と、案内してくれる。
「えーっと、おすすめのご飯と、長命ジュースを10個ずつ」
少しメニューを眺める。…下の方にクリーチャーと書いてあるが、これは触れない方が良いものなのだろうか。
「それと、開けゴマ団子も10個」
「ええ、かしこまりました。少々お待ちくださいね」
「あ、俺もおすすめ10個ずつ」
「かしこまりました！」
ろぎあさんなカウンターの方へ向かった。ちらっと青井さんの方を見れば、親指と人差し指で小さく丸を作っていた。私は、…得意げな顔をせざるを得なかった。
ちらっと光が反射する。
それをきっかけに、ふと店内をぐるりと見回した。
アンティーク調のインテリアと、揺れるランタンの灯り、そして漂う甘い匂い。
そして、一際柔らかなろぎあさん。
「では、えー…マジカル・ボナーラを10個と…長寿ジュースを10個、Aさんには開けゴマ団子も10個。計20万円と30万円、それぞれに請求させていただきますねっ」
それらはとっても美味しそうで。お腹がからっぽな私には刺激が強すぎる。
さて、…請求…？だっけ。今までお金を使った物は、服と内装だから、直接払ったけれど。
「あそうだ。請求の仕方と払い方を教えたくて連れてきたんだよね」
そう青井さんが言う。
「まず―――」
画面に追加されたはじめての請求書。
それを払えば、残金の数字が減った。当初よりは増えてはいるのだけれど。というか、私、何もしていないのにお金が増えている。
増えた分はご飯代で消えてしまったけれど、ひとまずこのお金があればご飯に困ることはなさそうで、一安心。
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245(プロフ) - かとを74さん» コメントありがとうございます！モチベが倍になりました。とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします🥳 (3月28日 11時) (
レス) @page23 id: 223c5bae8c (このIDを非表示/違反報告)
かとを74(プロフ) - 更新される度嬉しいです！ (3月26日 17時) (レス) id: e7ab028975 (このIDを非表示/違反報告)
245(プロフ) - とくさん» ありがとうございます…！修正いたしました🙇🙇今後ともよろしくお願いいたします☺️ (1月6日 17時) (レス) id: 223c5bae8c (このIDを非表示/違反報告)
とく - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみに待ってます…！！(ストリーマーグラセフだったのは前で、今はストリートグラフィティ・ロールプレイ、略してストグラのようですよ…！) (12月25日 22時) (レス) id: b931af8e9b (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 8話でこのクオリティ。これは神作品の予感... ！ (12月20日 11時) (レス) @page8 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：245 | 作成日時：2023年12月7日 3時
