僕達、今から逃げてきます。 (ページ21)

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中村嶺亜side
嶺「今日どこに泊まる？」

さんざん楽しんで、明日からも楽しむ予定だし。

6人集まったからお金だって十分にあるし。

だけど、泊まるのが大変。どうしよう。

阿「こんなとこで何してんの？」

尚「阿部ちゃん先生！」

阿「先生？あーお前ら、脱走したってどういう事だよ！」

アイドルの方の阿部くんだ。

嶺「すいません。」

阿「もう事務所中広まってるよ。あと、SnowManにそっくりな先生の話もな。」

瑞「見つかっちゃったね。」

阿「…おいで。」

～ㅇ～ㅇ～
連れてこられたのは家？

阿「俺ん家、使っていいよ、何も無いけど、」

斗「いいんですか？」

阿「病院抜け出してまで、覚悟決めたんなら、協力してあげる。あっ、でも、無理はすんなよ？さすがにその時は、病院連れてくからな。｣

そう言ってノートを取り出す阿部くん。

阿「どうせなら、楽しく過ごした方がいいだろ？」

阿部くんはニカッと笑ってみせた。

阿「メンバーにも協力してもらお。俺も、仕事の時あるし。」

そう言って、メンバー別のシフト表を貼る阿部くん。

阿「もし辛くなったら、この空いてるメンバーに連絡して。」

瑞「ありがとうございます！」

阿「今日話してたんだよね。協力してあげられることがあったら、協力してあげたいって。」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
阿「きたきた」

誰が来たんだろう。