こちら、KANSAI中央病院隔離病棟です。第9病棟 (ページ6)

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in207号室

流(？)「あ、Aじゃーん！やっほー！」

「口調が、違う…？」

浜「多分、あの日記のせいで、二重人格になったんやと思う。」

日記を見ると、流星くんのお父さんの悲痛な叫びが綴ってあった。

「確か、流星くんはお父さんを恨んで死のうとしたんじゃ…。」

流(？)「そうだよー。あいつバカだよねー笑笑天然だけじゃなくて、頭もイッちゃってんじゃないの？アハハハハ！」

「そんなわけない！」

流(？)「おっとー、この女怒らせると怖いんだったー。」

無性に腹が立つな、こいつ。

流(？)「あ、ちなみに、リスカだっけ？した記憶は俺の中に入っちゃったから、多分、あいつ、もうしないと思うよー。」

「リスカしなくなる？」

流(？)「そそ、リスカして、ばあちゃんに助けてもらったーみたいな記憶はすべて俺の中に入ってる。だから、もうやらないんじゃね？ってこと。
ふとした時に思い出せば別だけど。」

浜「じゃあ、この部屋のカーテンとかカッターとか回収しておかないとな…。」

「そうだね、思い出さないように。」

流(？)「がんばれー」

その後、流星くんの部屋を綺麗にし、ミーティングを行った。

あいつの名前を''みずき''にした。