英雄181 ページ3
期末試験が幕を開けた
最初は3日間の筆記
Aは周りと同じ“日本語”で書かれた答案用紙を５分ほど睨みつけ
ようやくペンを持ち、すらすらと解答欄を埋めていく
手は止まることなく
なんなく筆記試験を終えた
そしていよいよ演習試験に入る
麗日｢あれ？Aちゃんもしかしてそれコスチューム！？｣
｢……多分｣
実技試験会場中央広場へ向かう道中
いつもは体操服にパーカーを来ているAの服装は
黒やグレーなど暗い色を使っている動きやすさを重視したデザインのコスチューム
緑谷｢えっ！？Aちゃんコスチューム作ったの！？｣
｢……変…？｣
緑谷｢全然！全然変じゃないよ！！凄くかっこいい！
服の素材も紫外線を遮断しつつ通気性の良い生地みたいだし、何よりどんな動きをしても対応可能なデザイン！！｣
｢そこら辺でやめて｣
無論このコスチュームを作ったのはカルデアである
専門用語を使うとすれば『魔術礼装』と呼ばれる物で普通ならば魔術の補助や増幅などをサポートする代物
簡単に言えば魔法使いの杖的存在だ
相澤｢それじゃあ演習試験を始めていく
この試験でも勿論赤点はある
林間合宿行きたけりゃみっともねえヘマはするなよ｣
耳郎｢？先生多いな…？｣
広場にはコスチュームを纏ったA組の他、相澤を先頭に
相澤｢諸君なら事前に情報を仕入れて何するか薄々わかってると思うが…｣
上鳴｢入試みてぇなロボ無双だろぉ！！｣
芦戸｢花火！カレー！肝試しー！！｣
と上鳴と芦戸が喜びの声を上げるが
根津｢残念！諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ！｣
相澤の首に巻かれている捕縛布からひょっこり出て来た根津校長により上鳴と芦戸の声は消える
八百｢変更って…｣
根津｢これからは対人戦闘、活動を見据えたより実戦に近い教えを重視するのさ！
というわけで
諸君らにはこれから二人一組でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう！｣
麗日｢先…生方と…！？｣
相澤｢尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み
動きの傾向や成績、親密度…もろもろ踏まえて独断で組ませてもらったから発表してくぞ
まずは轟と八百万がチームで、俺とだ
そして緑谷と爆豪、英子がチーム
で…相手は＿＿＿＿｣
ｵｰﾙ｢私がする！
協力して勝ちに来いよ、お三方！！｣
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あんず飴山手線(プロフ) - ミミックさん» コメントしていただき、ありがとうございます。私のこの作品でFGOを知っていただけたこと嬉しく思います。亀よりも遅いペースの更新ではありますが、これからもどうぞよろしくお願い致します^^ (6月21日 12時) (
レス) id: df03bb1950 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - FGOの事をあまり知らなかったけど、一瞬で好きになりました。イラストも綺麗で美しくて、何時も楽しみに読ませて頂いています。これからも頑張ってください。 (6月20日 21時) (レス) id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2021年10月13日 22時
