英雄190 ページ12
…可笑しいな
緑谷と彼はここらにいると思うんだけど…
「ｽｩ………ﾌｩ…」
息するので精一杯
肺、鍛えたと思ったけどまだまだか…
息を整えながら2人の気配を辿っていると
左の道から手が伸びてきて気付いたら胸ぐらを掴まれていた
こんなことするのは彼しかいない
爆豪「１回しか言わねぇからよく聞け口無し」
……こうしないと話せないのか、君
僕はどうやら人の話を聞かないと思われているらしい
ざっくり作戦を聞いた
黙って聞いとけと言われたので黙って聞いた
彼の左右にあるダイナマイト的デザインのあれは
1番始めのヒーロー……基礎学か、で見たことがある
なんでも、それを自身と緑谷で1つずつ持ち
憧れの人に放ってダメージを与えつつ距離を離してゲートに向かうらしい
僕の役割というと、その憧れの人の足止め役
彼には僕がゲートをくぐっても通過しても意味ないことと、いつものように力が使えないと察したらしい
そういう能力があるのにどうしてこんなになってしまうのだろう
爆豪「この中じゃ足止め出来るんはテメーくらいだ
せめてそれくらい役立てや」
「……はい」
言葉の中にいろいろ感情が篭っていたけど知らんふりしよう…
面倒だ……
緑谷「あ、Aちゃん
今オールマイトがどの辺にいるかわかる？」
「…僕と少し交戦した時は……ゲートからおよそ2.5km地点にいた」
緑谷「じゃあそこからゲートの方へ向かってるって考えた方が良さそうだね」
爆豪「ンなことわかっとるわ！！」
少しはマシになったと思ったけど…まあそんなすぐには無理か
彼も今、自分を押し殺'して行動してるに過ぎない
爆豪「…おいテメェ」
「……はい…」
爆豪「炎系の能力持ってんだろ
クソデクの爆破と同時に攻撃しかけろや」
炎…炎……あぁ、ネロか
でもまだネロは試してないからな…
「…炎ならいいの」
爆豪「ああ″？1度しか言わねェっつったろーが！！」
会話できないので聞かないでおこう
時間も少ない
少し使うくらいなら支障ないと信じて太陽を見上げた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 962人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんず飴山手線(プロフ) - ミミックさん» コメントしていただき、ありがとうございます。私のこの作品でFGOを知っていただけたこと嬉しく思います。亀よりも遅いペースの更新ではありますが、これからもどうぞよろしくお願い致します^^ (6月21日 12時) (
レス) id: df03bb1950 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - FGOの事をあまり知らなかったけど、一瞬で好きになりました。イラストも綺麗で美しくて、何時も楽しみに読ませて頂いています。これからも頑張ってください。 (6月20日 21時) (レス) id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2021年10月13日 22時
