英雄143 ページ14
緑谷は手を強く握りしめ拳を作り構えた
緑谷｢い、言いたいことは色々あるけど…後にする…！
オールマイトが言ってた、余計なお世話はヒーローの本質なんだって…！｣
怖さで震えそうになるがぐっと堪え、顔はぎこちなくではあるが笑う
そう、オールマイトのように笑って立ち向かうヒーローのように
緑谷は勢いよく走り出し、全身に個性を張り巡らせる
ステインは向かってくる緑谷に刃を横に振るが
緑谷は懐に入り足の間をくぐり抜けて刃を避けた
すかさず後ろを取られたステインは振った刀を後ろに振るが緑谷は上へ飛び上がりステインにSMASHを撃った
その動きはまるで爆豪に似ており
実際に彼のような立ち回りをしたいと思っていたからこそ出来たことだった
つかの間の戦えるという思いは緑谷の身体が急に動かなくなった事により終わる
よく見ると左腕を少し斬りつけられており
その血はステインが持っていたもう一本のナイフに付着していた
相手の血を舐めると対象は動けなくなってしまうようで飯田もこれにやられたようだ
ｽﾃｲﾝ｢パワーが足りない…
俺の動きを見きったんじゃない。視界から外れ、確実に仕留められるよう画策した…そういう動きだ｣
緑谷はどうにかして身体を動かそうとするが適わず、その横をステインは通り過ぎていく
ｽﾃｲﾝ｢口先だけの人間はいくらでもいるが、お前はあの子と同じで生かす価値がある…
こいつらとは違う｣
ステインは一瞬懐かしむような目をしたが、再び飯田を前に刃を向ければ戻った
緑谷｢ちくしょう…！やめろ……やめろー！！！｣
刀を持ち上げ、今度こそ飯田にトドメを刺そうとすると
そのステインに“炎”が放たれた
炎を後ろに飛び避けステインはなんだ、と放たれた方向を向く
轟｢緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ
遅くなっちまっただろ｣
するとそこにはスマホを片手に左側の個性を使った轟が立っていた
飯田｢と、轟くんまで…｣
緑谷｢なんで君が…！？それに、左！使って…！？｣
轟｢何でって…こっちの台詞だ｣
緑谷はステインに突っ込んでいく前に
後ろ手でスマホを操作し、位置情報だけ貼られたメールを一括送信していた
轟は体育祭を経て緑谷が何も考えずそんな事をするはずないと考え
丁度保須に来ていたこともあり向かってきたのだ
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たき(プロフ) - 感想失礼します！私自身大好きなヒロアカとFateのクロスオーバーなので、毎回楽しく読ませていただきました！夢主ちゃんが今後どうなっていくのか、とても楽しみです！大変だとは思いますが、ゆっくりでもいいので更新頑張って下さってください！ (2021年1月11日 21時) (
レス) id: 8363423ed4 (このIDを非表示/違反報告)
ニャータ - 続き書いてください (2020年10月10日 22時) (レス) id: b1f7baafa5 (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 翆兎さん» コメントして頂きありがとうございます！プーサーですね！了解しました！！なんと！最推しでしたか！うちにも来ませんでした…応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
翆兎(プロフ) - 初コメ失礼します！！プーサーこと、プロトアーサーを出して欲しいです！場面はどこでも大丈夫なので！私の！最推しを！！(しかし、私のカルデアには来なかったorz)更新頑張ってください！ (2020年1月9日 14時) (レス) id: 6bbbbec88d (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 4もぎもちさん» コメントして頂きありがとうございます！天草四郎ですね！かしこまりました！応援コメとても嬉しいです(TT)頑張ります！ (2020年1月9日 2時) (レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2019年1月13日 20時
