英雄140 ページ11
外は日が落ち始めて夜になる頃
モー｢なあなあマスター！猫だ！猫がいるぞ！｣
｢………｣
モードレッドとAは2人で街中を歩いていた
Aはワイシャツにジーパンと簡単な服装をしており職場体験とは思わせない格好をしている
一方でモードレッドはどこで買ったのか赤いジャケットに青い線の入った白いチューブトップ、ジーンズ生地の短パンと露出が多めの服を着こなしていた
あまり外に出たことがないモードレッドに子供のように構われるAは最初こそ言葉を返していたが
後々疲れてきた為、話すことをやめた
2人が歩いているこの街には路地裏が多く、1つ1つが広い路地だ
Aは無意識なのか、見るところがなくて路地裏を見ているのかわからないが
前を通る度に顔をのぞかせていた
モー｢…なぁマスター｣
｢………｣
そんなAの横でモードレッドはふと真剣な声になり、呼び止める
Aは振り返ることなく
後ろのモードレッドに意識だけ向けて話を聞く
モー｢これから、マスターとオレ達はどうなる｣
｢………｣
モードレッドが言っているのは体育祭のことだった
今までとは違う何かを感じたモードレッドはマスターである彼が今何を思い行動しているのか
1対1で確かめるために外に出たのだ
モー｢置いていくか｣
｢………どうもしない
今までも、これからも、一緒に道を歩むよ｣
Aはモードレッドに振り向く
｢僕が…君たちに、マスターと呼ばれる限り
そう呼ばれるに値する人に…なりたい
だから…そのために見つけるよ、未来を｣
その赤い瞳はモードレッドを見て離さなかった
そしてまたモードレッドも、その瞳の奥にある心を見た
モー｢…ﾌｯそれが聞けりゃあオレは満足だ！｣
ニッカリと笑った表情は曇りなど一切なく
そして何かを、誰かを思い出しているようだった
きゃああああ！！
モー｢！？なんだ！｣
｢………あれは…｣
静かな散歩に悲鳴が響いた
それはAを非日常へ誘う
始まりの声となった＿＿＿＿＿＿＿＿
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たき(プロフ) - 感想失礼します！私自身大好きなヒロアカとFateのクロスオーバーなので、毎回楽しく読ませていただきました！夢主ちゃんが今後どうなっていくのか、とても楽しみです！大変だとは思いますが、ゆっくりでもいいので更新頑張って下さってください！ (2021年1月11日 21時) (
レス) id: 8363423ed4 (このIDを非表示/違反報告)
ニャータ - 続き書いてください (2020年10月10日 22時) (レス) id: b1f7baafa5 (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 翆兎さん» コメントして頂きありがとうございます！プーサーですね！了解しました！！なんと！最推しでしたか！うちにも来ませんでした…応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
翆兎(プロフ) - 初コメ失礼します！！プーサーこと、プロトアーサーを出して欲しいです！場面はどこでも大丈夫なので！私の！最推しを！！(しかし、私のカルデアには来なかったorz)更新頑張ってください！ (2020年1月9日 14時) (レス) id: 6bbbbec88d (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 4もぎもちさん» コメントして頂きありがとうございます！天草四郎ですね！かしこまりました！応援コメとても嬉しいです(TT)頑張ります！ (2020年1月9日 2時) (レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2019年1月13日 20時
