英雄120 ページ41
緑谷は目が覚めたAはきっとあの試合の時のAであり
今まで自分と話してきたAではない別の人間になってしまっているのではないかと思っていた
姿は変わっていないとしても
今までのように関わっていけるのか不安だった
緑谷｢嬉しいんですっ…けど！
自分が知っているAちゃんじゃなくなっていると思うと、戻ってほしくなかったなって…
失礼なのはわかってるんですけどっ…でも…！｣
ダ｢安心したまえ、緑谷くん
言っただろう？記憶の暴走だって
それに、あんな個性にかかってなくともどっちみち感情はなくなっていたさ｣
緑谷｢ど、どうしてですか…？｣
ダヴィンチは再びコーヒーの入ったマグカップに口をつけ
テーブルにあった資料を1枚手に取り目読する
ダ｢3歳児なりたてが悲惨な現場を見て感情、記憶を失うのはそう珍しいことじゃない
中にはトラウマとして植え付けられてしまうケースもあるけどね
体育祭で見せたあれこそ一時的なものさ
だからまた会った時もきみの良く知る英子Aのままだよ
けど、個性を解除された今、Aちゃんは日々成長していくだろうね｣
・
・
・
・
緑谷｢ありがとうございました｣
両儀｢ああ。急に呼び出して悪かったな｣
緑谷｢いえ…むしろ良かったです
来なかったらきっと…もっと後悔してました
それに…過去も知れた｣
ダヴィンチの話も終わり、Aのこともさらに1歩知れた
緑谷の顔は来た時よりも晴れているようだ
緑谷｢両儀さん…えっと…どこまで…？｣
両儀｢また面倒起こされたら胸くそ悪いだろ｣
緑谷｢あ、あはは…その節はすいませんでした…;｣
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あんず飴山手線(プロフ) - 香澄さん» 申し訳ありません！今しばらくお待ちください; (2018年10月22日 22時) (
レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 続きわまだでしょうか？ (2018年10月22日 14時) (レス) id: c9e1d3609d (このIDを非表示/違反報告)
二階堂嗹哉(プロフ) - あんず飴山手線さん» くっ……【一人を犠牲に未来を取るか未来を犠牲に一人を助けるか】…私は、どちらも助けたかった…ｯ (2018年10月1日 14時) (レス) id: 457093c9f7 (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 二階堂嗹哉さん» 間違いなくあの人です！もうどうする事もできないのでしょうかね… (2018年9月30日 23時) (レス) id: 0f9dae75a4 (このIDを非表示/違反報告)
二階堂嗹哉(プロフ) - 男で白衣、ポニテ…はい！あの御方ですね！！守りたかったあの笑顔…！！！ (2018年9月30日 19時) (レス) id: 457093c9f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2018年6月20日 22時
