８戦 ページ10
政府の役人が去った後
ギルガメッシュと2人になった
ギ「それで、どうするのだ？」
紅茶のカップを机に置き、座りながら聞く
「どうする…とは？」
ギ「ﾊｯ、決まっているだろう？今回ばかりは魔術師相手となると、貴様だけでは荷が重かろう」
少しだけ笑いながらギルガメッシュは言う
こいつ絶対楽しんでる
「サーヴァント達を集めて会議でもした方がいいと？そこまでの事態ですか？」
ギ「何が起こるかわからないのが戦というものではないか。用心して損は無いと思うが？」
「私には貴方が戦いたいっていう思いしかとれませんが」
ギ「ふん。ここは退屈はしないが、我が宝物庫の武器共の見せ場がないのでな。久々に暴れたいものよ」
紅茶のカップを持ち、紅茶に写っている自分を見るギルガメッシュ
それが目的なのでは？と思う私がいるのだが、面倒くさい考えはしたくないので放置
「暴れる確率は五分五分ですよ？今回は検非違使と魔術師が組んでいる。私だけで対処出来る可能性と貴方方に協力してもらわないと行けない可能性の五分五分。ギルガメッシュの出番があるかわからない」
ギ「五分五分であろう？我達に役目がなくても、別にいいが、さきも言ったであろう。用心して損は無い」
絶対この言い合い止まらない気がする
「はぁ…わかりました。放送で集まるように言いますので先に会議室に行ってください」
ギ「そうでなくてはな」
椅子から立ち上がり、ズボンのポケットに手を入れて歩いていくギルガメッシュ
多分、私が引くまで言い合いは続いたと思う
さすが暴君
「ごめん、放送用マイク貸して」
近くにあるカウンターに行き、従業員に頼む
従「はい、どうぞ」
「ありがと。ん″ん″ん」
渡されたマイクを口元に当てる
ピーンポーンパーンポーン
ビル全体、ビルの敷地内に
放送のチャイムが響き渡った
『皆さん、こんにちは。Aです。
急で申し訳ないのですが、サーヴァントの皆様は2階、会議室にお集まりください。
鍵は開けておくので、1時間後には全員揃っているようにしてください。以上』
ピンポンパンポーン
「ふぅ、ありがとね」
マイクを渡してくれた従業員にマイクを返す
従「いえ！あの…私達は何か致しますか？」
「じゃあサーヴァント達の飲み物持って行ってもらおうかな」
従「わかりました！」
というと、直ぐに裏に行ってしまった
うちの従業員は優秀だな
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中原三日月(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2018年12月29日 21時) (
レス) id: f8510eae2e (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ - いつも楽しく読ませていただいてます!!リクでギルガメッシュとエルキドゥとの絡みがみたいです！これからも更新頑張ってください！! (2018年2月18日 17時) (レス) id: 67fc689ffe (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - この話面白いですね！！あ、できれば拗らせ組・・・サンソンとか切国が出て来てくれるといいなぁ・・・ (2018年1月24日 21時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
凉音(プロフ) - コメント失礼します！楽しく閲覧させてもらっています。鯰尾と新宿のアサシンの絡みがみたいです！この二人が好きなので、よろしくお願いします！ (2018年1月24日 21時) (レス) id: 7525bbf1f2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴山手線(プロフ) - 詩人さん» ありがとうございます！！遅い更新ですが頑張ります！ (2017年8月6日 15時) (レス) id: d89f9108cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず飴山手線 | 作成日時：2017年3月13日 23時
