SnowManのパパドル2

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ーー翌日。


末っ子を除くメンバー全員が岩本の部屋に集まって、新曲についての緊急ミーティングが開かれていた。


因みにラウールは学校があるから、本日は不参加だ。


深「いや〜、まさか次の曲が全部英歌詞になるとは思わなかったな」


佐「大人っぽくてめちゃくちゃカッコいい曲だよね！レコーディングが楽しみだなぁ」


セカンドシングルは『KISSIN' MY LIPS 』というタイトルに決まった。


アップテンポなデビュー曲とは一転して、大人っぽさを前面に出したミドルテンポの曲で、メンバー全員、めちゃくちゃ気に入っている。


しかし、全編英歌詞という点とは別に、もう一つクリアしなければいけない問題があった。









＊＊＊＊＊









岩「椅子を使った振り付けらしいけど、ラウール大丈夫かな…」


深「そこだよな。ラウールだけ別の物持たせるとかどうだろう......ぬいぐるみとか」


翔「それ曲の世界観ぶち壊しじゃねーか(笑)」


康「ほんまやで！どうせ持つならもっとウケ狙わんと」


翔「いや、コントじゃねーよ」


舘「真面目な話、俺達と同じサイズは危ないし、小さめの椅子を特注で作って貰えばいいんじゃない？」


目「やっぱそれしかないよな」


阿「それか、目黒がラウールを抱っこして移動すれば？」


佐「にゃはは！阿部ちゃん、それナイスアイディア！」


岩「こら。そこのシンメ馬鹿ップル。ふざけてないでちゃんとした意見も出そうな？」


佐・阿「はぁ〜い」


さすがは締めるところはキッチリ締める、我らがリーダー。


照の一声でメンバーも真面目な表情に変わると、各々新曲についての意見を出し合っていった。

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