＊めめとお風呂 ページ32
深「ラウ、もうご馳走様？」
ラ「うん…」
少しだけ食べて箸を置いたラウールに問いかけると、コクンと小さく頷いた。
目の前に並べられたお皿の上には、夕飯のハンバーグが半分近く残っている。
食べ盛り伸び盛りの末っ子が残すことなんて珍しいことだ。
翔太がいない時の父親代わりを自認する照が、心配そうに眉をひそめた。
岩「今日はあんまり食べてないじゃん。やっぱりまだ足が痛むの？」
深「腫れはもう引いてるんだけどねぇ…。明日病院に連れて行った方がいいかな」
目「その辺の判断はしょっぴーに任せた方がいいんじゃないかな。そろそろ帰ってくると思うし」
岩「そうだな。とりあえず目黒はラウをお風呂に入れてあげてくれる？」
目「了解っす」
夕飯を食べ終わったラウールを椅子から抱き上げると、2人分の着替えを持って、バスルームへと入っていった。
＊＊＊＊＊
目「ラウ、次は髪の毛洗うよ」
ラ「あい」
ラウ専用のシャンプーハットを被せると、キラキラと天使の輪が光る金髪を、優しく洗い始めた。
ラウールは俺の髪を洗ってもらうのが大好きだ。
自分でも上手いと思うし、アイドルじゃなかったら美容師が天職じゃないかと思っている。
オーガニックシャンプーで丁寧に洗い上げ、仕上げにしょっぴーのトリートメントを拝借して、シャワーで洗い流した。
目「はい、終了ー。さ、お風呂で100まで数えたら上がるよ」
ラ「あいっ！」
因みにこのマンションのお風呂はめちゃくちゃ広い。
俺とラウールが2人で入っても余裕のサイズだ。
広い湯船に浸かってヒヨコちゃんのおもちゃで遊ぶ頃には、ラウールもだいぶ元気を取り戻していた。
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anzu(プロフ) - ななこさん» つだくん、いいですよねー！つだラフォはボケが渋滞してて好きなんですよ笑 (2021年3月22日 11時) (
レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - つだくんとのコンビは笑えました！ (2021年3月20日 12時) (レス) id: 265254f1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anzu | 作成日時：2021年2月27日 8時
