3 ページ8
�爛灰鵐灰鶚�
舘「翔太、入るよ？」
一声かけながら扉をノックすると、翔太とラウール親子の寝室に、ゆっくりと足を踏み入れた。
案の定、中からブォーンとミストが吹き出てくるような音が聞こえてくる。
(またか…)
ベッドの横にあるドレッサーの前では、幼馴染みがスチーム美顔器を顔面に当てている最中だった。
起床後のスチームとサプリ＋青汁一気飲みは、どんな時でも欠かさない、翔太のモーニングルーティンだ。
いや、別にいいんだけどね？
アイドルが美容に熱心なのは素晴らしいことだけど、一緒に住んでるからには、いい加減朝食の時間くらいは守ってくれと思うわけで。
俺の存在にも気付かずに没頭する姿に呆れつつ、背後からボソッと声を掛けた。
舘「翔太、青汁できてるから、そろそろダイニングに来てくれる？ラウも学校に送り出さないといけないだろ」
翔「うあ゛〜..............もうそんな時間？分かった、今いく」
アイドルにあるまじき声を出すと、機械を止めてごしごしとタオルで顔を拭っている。
美を追求している姿がサウナに入っているオッサンと大して変わらないのは、果たしていいのだろうかーー。
口から出かかった言葉を喉奥にしまうと、ラウールの支度を優先するべく、寝室を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1028人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
anzu(プロフ) - ななこさん» ななこさん、初めまして♪コメントありがとうございますー！そうなんです、ラウちゃん、うっかり「パパ」発言しちゃいました(・・;)まだ6歳だから、お仕事スイッチ入ってない時は要注意です（笑） (2021年2月4日 18時) (
レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 初めまして いつも読ませて頂いています！らうちゃんとうとうらうのパパって言っちゃいましたけどMattさん口の堅い方だといいですね。それでは楽しみにしています＾＾ (2021年2月4日 15時) (レス) id: aad905bb67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：anzu | 作成日時：2021年1月27日 19時
