4☆ ページ37
大「今も心配?」
亮「そりゃあ......もちろん今だって心配だよ。昔よりテレビに出る回数も格段に増えたし、凄い人気者になっちゃったし」
大「そっかぁ........。じゃあ亮ちゃんが心配しないように、もっとスキンシップ増やさないとね」
亮「えっ、大介......?」
ソファの隣に座る亮平の腰に手を伸ばすと、グイッと引き寄せた。
胸に抱き込んで身体を密着させると、亮平の規則正しい心音が伝わってくる。
茶色の柔らかな髪から甘い匂いがして、首筋に鼻を埋めると、スンスンと息を吸い込んだ。
大「えへへ、亮ちゃんていつも良い匂いがするね」
亮「ん.......っ、大介、擽ったいよ」
大「首筋も細くて真っ白だし、ほんと綺麗」
たおやかな首筋にちゅ、ちゅ、と吸い付くと、薄っすらと朱く色づいた。
明日も大学の講義がある亮平を困らせるつもりはないから、シャツの襟に隠れるギリギリのところに印を付ける。
亮「ば......っ!そんなとこに痕付けるなって…!明日は1限から入ってるんだから、消えなかったらどうすんだよ」
大「大丈夫、大丈夫♪ちゃ〜んと服に隠れるとこ狙ってるから。脱がなきゃ分からないって」
亮「そういう問題じゃな.......っ、あ!」
首の付け根の皮膚の薄い部分に軽く歯を立てると、亮平の華奢な肩がビクリと跳ね上がった。
*****
亮「はぁ......昼間から何やってんの、まったく」
大「にゃはは、ごめんってぇ〜」
亮「子供達が遊びに出てたから良かったけど、もし最中に帰って来たらどうするつもりだったんだよ」
大「あははは.........。それは、まずいけどね」
腕の中でぐったりともたれる亮平を抱き締めながら、床に脱ぎ捨てたシャツを素肌の上から羽織らせた。
結局あの後、自制がきかなくてコトに及んでしまったーーのだが、流石にソファで致したのは不味かったかもしれない。
腕の中の乱れた前髪を指先で梳きながら、誤魔化すように苦笑いするしかなかった。
(ま、結局のところ、いつまで経っても可愛すぎる奥さんがいけないんだけどね)
ーー口にしたら怒られそうだけど☆
心の中で呟きながら、ペロリと小さく舌を出した。
*久しぶりの甘々さくあべでした♪
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anzu(プロフ) - あこさん» わー!ドキドキして頂けて嬉しいです!しょうこじかなり推してるので、また続きを書きたいです♪ (2021年7月29日 21時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - しょうこじのお話、ドキドキうわぁ〜〜でした♪また、続きをかなり期待してます。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 33c6b659cd (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - ななこさん» いつも素敵なアイデアありがとうございます♪ オリと皇輝くんが同じグループでデビューした設定は面白そうですね!少し先になるかもですが、めめラウ未来編でチャレンジしてみます! (2021年7月20日 22時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 保育園から仲良かったつだくんや川崎くん、織山くんも芸能界でラウールとの再会で保育園会を結成はいかがですか?いつでもいいですから (2021年7月20日 10時) (レス) id: 265254f1eb (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - あこさん» 喜んで頂けるように頑張ります!今回はしょうこじデート(?)編です♪ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:anzu | 作成日時:2021年4月8日 17時