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壁ドンして動きを封じ込めると、ラウールがあからさまに怯えた表情をした。
クッと細い顎を掴んで俺の方を向かせる。
完全に逃げられないように壁際まで追いつめると、片膝だけソファに乗り上げた。
スプリングの音が静かな部屋に響いて、華奢な肩がビクッとすくんだ。
m「お前がふてくされるつもりなら、それでもいいよ。だけど、俺はそんなラウは嫌いだから」
ru「め、めめ.........？」
m「悪いけど今日はマネージャーに送ってもらって。帰り際に俺から頼んでおくからさ」
ru「え...........だって、今日は.........」
そう、康二達に言われるまでもなく、今日は元々、2人で一緒に帰る約束をしていた。
まぁ、グループ仕事の時は大体いつも一緒に帰ってるんだけど、最近は単独の仕事が多かったから、かなり久しぶりだ。
撮影が早く終わったらファミレスに寄ろうかーーなんて、昨日の夜もラウとラインで話してたんだよな。
こいつも楽しみにしてたのを知ってたけど、さっきの一件で、あえて突き放すことにする。
m「メシ食いに行く約束もなかったことにしてくれる？お前の頭が冷えるまでは、しばらくデートもなしにするから」
淡々とした口調で伝えると、近づけていた顔をふっと離した。
俺の言葉に呆然としたらしく、ラウールは大きな目を見開いている。
ちょっと可哀想かな、と思ったけど、甘やかすばかりが愛情じゃないからな。
壁についていた両手を離すと、あっさりと彼を解放して、帰り支度を始めた。
俺が黙々と私物をバッグに入れてる間も、ソファで固まっている姿が視界の片隅にちらりと映る。
もちろんこの後のフォローは入れるつもりだし、本気で帰るつもりじゃないーーにしても、やっぱり落ち込んだラウールの姿を見ると、心が痛む。
だけど、これはこいつの為に必要な事なんだと、ほだされそうになる自分にグッと言い聞かせた。
コートを羽織ってバッグを手にしたところで、ようやく後ろを振り返った。
m「今からマネージャーにお前のこと頼みに行ってくるから、それまでには着替えとけよ。じゃあ、また明後日な」
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anzu(プロフ) - v:zさん» コメントありがとうございますー！kjfk喜んで頂けてめっちゃ嬉しいです！mmfkリク了解しました。ご希望のシチュがありましたら、カキコしていただけたらうれピーマンです☆ (2021年1月5日 11時) (
レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
v:z - fk受け大好きです!!kjfk最高でした!!!あのお時間があればで良いのでmmfkとかも書いてくださったら嬉しいです! ! (2021年1月4日 23時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - はるとさん» こんにちは、リクありがとうございますー！今までkjくん自体のリクがなかったので、すごく嬉しいです！少し時間はかかりますが是非チャレンジさせてください！^ ^ (2020年12月18日 20時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
はると(プロフ) - kj攻めにもはまっているので私にとってkjfk最高のカプなんです！！長々とすいません,お時間あれば書いて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2020年12月17日 22時) (レス) id: b8b0027ba9 (このIDを非表示/違反報告)
はると(プロフ) - リクエスト大丈夫でしたらお願いしたいです！kjfkで,甘えた書いて頂きたいです。メンバー全員いる楽屋でいつもは,kjがfkに甘えるのに珍しくfkがkjに甘えててkjが最大限甘やかすみたいな,お話がいいです！最近fk受けの可愛さにやられてます。 (2020年12月17日 22時) (レス) id: b8b0027ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anzu | 作成日時：2020年11月8日 0時
