＊パパは心配症 ページ41
＊
＊
ラ「できたぁ〜♪」
向「出来立てでい〜い匂い！」
深「めっちゃ上手く焼けたじゃん。お店で売ってるやつみたいだね」
向「それもこれもダテの教え方が上手かったおかげやな！」
舘「みんな筋がいいからだよ。ラウールも初めてなのに上手にできたね」
ブラウニーとは別のオーブンで焼いていたクッキーも取り出す。
余った材料を使ってチョコクッキーも作ってみたんだけど、こちらも大成功だった。
粗熱を取ってから綺麗にラッピングに包むと、向井と深澤は満足そうに写メに撮ったりしていた。
向「じゃあ俺らはそろそろ帰るわ」
深「涼太、今日は色々とありがとな！」
舘「どういたしまして。良かったらまた自宅でチャレンジしてみてね」
ラ「ふっか、こーじ。ばいばーい」
康二は関ジュや家族にあげそうだけど、深澤は誰にあげるんだろうーー。
まぁ、メンバー同士でも知らなくていいこともあるし、敢えて触れないでおこう。
＊＊＊＊＊
その日の夜ーーラウールが眠りについたタイミングを見計らって、ふと気になっていた質問を涼太にしてみた。
翔「なぁ、涼太。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
舘「なに？」
翔「まいとってさぁ.....好きな子とかいんの？」
舘「ぷっ、なんなの急に」
翔「だって自分からチョコ作りたいなんて言い出すからさ。気になるじゃん」
舘「そりゃ、小学生にもなればバレンタインの話題くらいクラスで出るでしょ。深い意味はないんじゃない？」
翔「そうかなぁ........」
舘「ラウールはまだ小さいんだし、好きな子にあげるっていうより、友チョコの感覚でしょ。6歳の子に何の心配してるんだよ(笑)」
翔「う〜ん。まぁ、そうだよな」
バレンタインの事でモヤモヤしてたけど、涼太の言葉で少しホッとした。
いつかは息子にも好きな子が出来る日が来るんだろうけど、そん時はきっと複雑な気持ちになるんだろうなぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
anzu(プロフ) - ななこさん» ラウちゃん、トラジャ全員分のチョコ作ったから大丈夫ですよ♪げんげんは特別なのでチョコのサイズも2倍です笑 (2022年2月8日 0時) (
レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 誤字 失礼しましたm(__)m 次回のラウちゃん楽しみにしています。 (2022年2月7日 17時) (レス) id: 7c43157894 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - みんなあ つだくん恨まないまなー つだくんもラウちゃんが帰ったらチョコ分けてあげてなー (2022年2月7日 17時) (レス) @page45 id: 7c43157894 (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - しんちゃんさん» 了解しました^ ^ (2022年2月5日 8時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
しんちゃん(プロフ) - はい！大丈夫です！よろしくお願いします。 (2022年2月4日 16時) (レス) id: 664ceba53b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：anzu | 作成日時：2021年12月22日 18時
