*A "Sweet" Moment ページ31
お風呂から上がると、ランドリーバスケットに用意されていた、Tシャツとスウェットに着替えた。
一応パジャマもあるんだけど、俺的には夜もお気に入りの嫁がプリントされたTシャツに包まれて寝たいんだよねー。
それに睡眠時間だってNOストレス‼でいたいから、ぶかぶかのXLサイズのシャツが1番!
大「お、今日の嫁Tはレールガンの美琴ちゃんかー。亮ちゃん、分かってるぅ」
ま、アニメにはあまり詳しくない亮ちゃんのことだから、単純に引き出しの上から選んでるだけだと思うけどね(笑)
ドライヤーでさっと髪を乾かすと、半乾きの髪にタオルを巻いて寝室に入っていった。
大「ふぁー、いいお湯だったぁ。めちゃくちゃ気持ちいかった!」
先にベッドに入っていた亮平は、ヘッドボードに寄り掛かりながら、辞書みたいな分厚い本を捲っていた。
横文字で書かれた難しそうなタイトルだから、大学の講義に必要なやつかな?
寝る直前まで調べものしてるだなんて、亮ちゃんはほんとに偉いなぁ。
亮「ん〜、ちゃんと髪も乾かしてきた
?..........って、こら!まだ半乾きのままじゃん!そのまま寝たら風邪引くだろ!」
大「えー?だってめんどくさいんだもーん」
亮「お前は子供か!もう......っ、ちょっとこっちに来て!」
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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時