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拾捌 ページ19

五「さて、着いたみたいだし、おさらばするとしようか。」
炭「行っちゃうんですか?」
五「嗚呼。用事があるからね。…生きてる限り、また会えるよ。」
善「じゃあ俺はもう会えないですね。」
五「どうして?」
善「おれ、ものすごく弱いんで。」
五「…君は、面白い子だね。」
伊「勝負しろ!」
五「時間がある時にでもしてあげるよ。」
伊「今か!」
五「今じゃない。」

それじゃあねと去っていく五月雨の背中を、竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3名は見つめていた。

鴉「休息、休息ウ!!」

と叫ぶ鴉の声にハッとした3人は、五月雨の背中がもう既に見えなくなっていることに気づき、これからどうしたものかと首を傾げた。
その頃の五月雨は、休み休み走っていた。

鴉「急ゲ」
五「ゆっくり行っても別に良くない!?」
鴉「次ノ任務二間二合ワナクナルダロ」
五「まだ任務あんのかよ!」
鴉「仕方ネエダロ」
五「鬼より鬼だ」

怪我をすれば休息を取れるわけではあるが、痛いのが嫌いなため、五月雨は滅多に怪我をしない。
そんなこんなで、ケガして休息中の隊士に回るはずだった仕事も、五月雨に回ってくるのである。
他の柱たちよりも実践経験を積んでいる五月雨は、いろいろな所へ行かされるため、五月雨はほぼ常に走り回っている。
そのため、ゆっくり寝れる柱合会議はよくギリギリになるのだ。(鴉のせいでもあるが。)

五「待ってさすがに寝ていい?」
鴉「知ルカ」
五「もう無理…」

五月雨は近くにあった藤の花の家紋の家へ駆け込み、しばし眠りについた。

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Kiitigo(プロフ) - 涙さん» 一応柱ということで進めています。わかりにくい表示で申し訳ないです。 (2019年11月28日 23時) (レス) id: 365b906ec4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 階級は柱と甲どちらでしょうか? (2019年11月28日 23時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kiitigo x他1人 | 作成日時:2019年10月19日 22時

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