僕はアイドル☆ちょぎゅ ９

320.ヌナとワンピース ページ4

ーキュヒョンsideー


日本から韓国に帰ってすぐ、トゥギヒョンとヒチョルヒョン、そしてリョウクもそそくさと出かけていった。


最近あの3人やけにコソコソした行動が多いんだけど…


何で？


…


SM「キュヒョンは今からどうするの？」


KH「あ〜、ヌナと会う約束をしてます。」


SM「な〜んだ。一緒にご飯でもって思ったのに。」


残念そうに唇を尖らせたソンミンヒョンを横目に宿舎を出た。


………

…


KH姉「アドゥル〜！」


ヌナは会った途端に僕に抱きつき、頬にキスをしてきた。


KH「やめてよ！」


KH姉「ん〜私の可愛いアドゥル〜(笑)」


全く…
いつまで経っても弟離れしてくれないんだから。


KH「あっ、そうだヌナ。これ…」


KH姉「なに…？」


クローゼットの中にあったワンピース…


やっとヌナに渡す事ができた。


KH「一緒に買い物に行った時に選んだでしょ？」


KH姉「えっ…あぁ、うん。」


KH「あれ？忘れた？ほら、これに白いジャケット合わせたら綺麗だねって…」


KH姉「覚えてるよ！やっぱり綺麗な色だね！ありがとう！」


ヌナが大事そうに袋を抱えたから嬉しくなった。


KH「いつもヌナには可愛がってもらってるから、これぐらいのプレゼントだったらいつでも贈るよ(笑)」


KH姉「え〜い、カッコつけちゃって〜(笑)」


また絡んでくるヌナを軽くあしらいながら予約してあるレストランに向かった。

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