僕はアイドル☆ちょぎゅ ６

200.リダ特権 ページ10

ーAsideー

ホテルから出る時は、バレないようにバラバラにお店へ向かった。

日本の会社の人が予約してくれたらしいお店はきちんと個室になっていて、芸能人って感じ(笑)

みんなの飲み物が揃うと、イトゥクオッパが乾杯の挨拶をして食事会が始まった。

…

A「そう言えば何でウナが来てるの？」

隣に座っているキュヒョンにコソッと聞いてみる。

KH「ウナもAに会いたいって言ってたから、トゥギヒョンが一緒に行こうって。しかも今日の公演の席用意するって言ってたんだけど、まさかの舞台袖！」

A「え？何それ…」

KH「舞台袖に椅子置いて、そこに座ってもらってた。しかも自分のソロの前に、ウナに薔薇渡してた(笑)」

うわ…

何かやる事がキザ過ぎて…

A「寒い…」

KH「だろ？(笑)でもあんなとこに席用意できるなんてズルい。リーダーだし、あの歳だし…少々女の子連れて来たぐらいじゃ騒がれない。むしろ、メンバーもスタッフもちょっと安心するから(笑)」

A「確かにいつまでもメンバーの面倒見てばっかりだったら心配になるかも…」

KH「ヒョンは女の子大好きなくせに意外と遊んでないから。メンバーと居るのが楽しいみたい(笑)」

飽きれたように笑ってるキュヒョン…

だけど、リーダーが好きで堪らないマンネの顔をしていた。

そのキュヒョンの視線の先を辿るとイトゥクオッパが居て、ウナの隣で嬉しそうにニコニコしていた。

あれ…？

でもウナって彼氏居たよね…？

ん？別れたんだっけ…？

KH「ちょっとヒョン達聞いてください！」

考えているとキュヒョンが急に声を上げた。

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