僕はアイドル☆ちょぎゅ ６

226.続きする？ ページ36

ーAsideー

KH「何ですか？」

電話に出るなりぶっきら棒にそう答えたキュヒョン。

私も自分の携帯を確認すると、リョウクからの着信が残っていた。

勝手に居なくなったからきっと心配させちゃったよね…

KH「A、宿舎行くよ。」

A「へ…？」

気付くとキュヒョンは電話を終えていて、立ち上がりだした。

KH「ウニョクヒョン達も仕事終わって帰ってきたから今からご飯だって。」

A「私今そんな気分じゃ…」

みんなと賑やかにご飯を食べれる気分じゃなかった。

KH「良いから！早く準備！そんな顔でウニョクヒョンに会っていいの？」

そんな顔？！

ドレッサーの前に立つと、涙でぐちゃぐちゃになった目元…

A「キュヒョン…よくこんな顔にキスしたね…」

KH「何で？Aだったらどんな顔しててもキスしたいよ。証明してあげようか？さっきの続き…する？」

急いで目元のメイクを落としてるのに、後ろから抱きついてくる。

A「邪魔しないで！お兄さん達待ってるんでしょ？急がなきゃ！」

KH「あーもぅ顔洗って全部落としたら？スッピンで良いよ。」

A「スッピンなんかで行けるわけないでしょ？」

KH「付き合う前は風呂上りにスッピンで来たくせに…」

なんてグチグチ言ってくるけど聞こえないふり。

KH「ウニョクヒョンが居るからって…」

あーうるさい！

A「スッピンはキュヒョンの前だけ…ね？」

なんとかメイクを終えて振り向くと、とろけそうな笑顔。

いや、ニヤケ顔…

KH「やっぱり続きする？」

A「しな〜い(笑)行くよ！」

KH「A〜…」

情けない声を出しながら追い掛けてくるキュヒョンが堪らなく可愛かった。

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