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223.宿舎では ページ33

ーリョウクsideー

キュヒョンが心配そうな顔をしながらも覚悟を決めたように頷いたから、僕も“大丈夫だよ”って気持ちを込めて頷いた。

そしてAちゃんと乗り込んだバンは空港からまっすぐに宿舎へ向かった。



RW「荷物キュヒョンの部屋に置いてくる?」

YS「あっ、俺が…」

イェソンヒョンなりに気を遣ってるらしく、Aちゃんの荷物を率先して運んでいた。

SM「今日はリョウクがご飯作ってくれるんだって!その間僕とイェソンヒョンと遊ぼ?」

ソンミンヒョンがAちゃんの手を引いてリビングに向かい、僕はキッチンで料理をしながら3人を眺める。

大丈夫…かな。



しばらくするとソンミンヒョンの携帯が鳴り、ヒョンを見ると目が合って小さく頷いた。

ジョンフンヒョンからだ…

電話を終え、部屋から出てきたヒョンの何とも言えない表情でやっぱり犯人はAちゃんの友達だったんだって分かった。



A「あっ!私ちょっと出かけてきます!」

えっ?!

RW「なっ何で!どこ行くの?」

A「近くにケーキ屋さんあるでしょ?そこのプリンがずっと食べたかったの!」

SM「僕がっ!僕が行ってくるよ!」

基本的に何があっても動じないソンミンヒョンもちょっと焦ってる。

A「そんなっ…。すぐ行って帰って来ますよ。」

SM「僕ケーキ食べたいの!Aちゃんはプリンだけど、僕はちゃんと見て選びたい。それにもし何かあったら僕たちがキュヒョンに怒られるんだから…」

上手い事言って、ソンミンヒョンはプリンを買いに出かけて行った。

ホッと胸を撫で下ろし、料理再開。






YS「リョウクどうしよう!」

珍しくイェソンヒョンの大きな声が聞こえたかと思うと、焦った様子でコッチに来た。

YS「俺タンコミンに餌やってて…Aちゃんトイレって言ってたのに居ない!」

確かにAちゃんはどこにも居なくて…

頭が真っ白になった。

SM「あれ?Aちゃんは?!」

帰ってきたソンミンヒョン。

状況を把握したヒョンがジョンフンヒョンに電話すると、やっぱりAちゃんは家に帰っていて…

友達を見てパニックを起こしてしまったらしい。

RW「僕がちゃんと見てなかったから…」

またAちゃんが悲しい思いをしてしまったんだと思うと涙が出てくる。

SM「リョウクのせいじゃないから…リョウクは料理作って?ケーキもあるしみんなでパーティーしよ。ね?」

励ましてくれるソンミンヒョンに、何も言わずに抱き締めてくれるイェソンヒョン。

僕もしっかりしなくちゃ…

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飴斗湧璃@ぷよぷよミリアサガチ勢(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年8月20日 17時) (レス) id: 4d32caaa88 (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - ぶーこさん» いやんwありがとうございます\(^o^)/ (2012年6月18日 14時) (レス) id: b4dbce9216 (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - Gyuのん☆さん» もうあの人達居たら怖いもんなしですよねww (2012年6月18日 14時) (レス) id: b4dbce9216 (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - あやかさん» ありがとうございまーすっ(^^)頑張ります!w (2012年6月18日 14時) (レス) id: b4dbce9216 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - anzさん» 一生ついて行きますよw (2012年6月15日 18時) (レス) id: 5111655b94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:anz | 作成日時:2012年5月26日 2時

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