僕はアイドル☆ちょぎゅ ６

193.覚悟して待ってて ページ3

ーキュヒョンsideー

A「韓国に帰っちゃダメなの？」

悲しそうなAを見て胸が痛む。

俺だって離れたくないし、早く韓国に連れて帰りたい。

でも…

KH「今年いっぱいでソン専務が居なくなる。今Aを連れて帰って、Aがあの人に何かされたらって思うと耐えられない！」

A「そっか…。私がこっちに居る方がキュヒョンは安心出来るんだよね？」

KH「うん。自分勝手でごめん…」

A「何で？私を守ろうとしてくれてるんだよね？それに…迎えに来てくれるんでしょ？(笑)」

笑ってくれたAを見て、何故か泣きそうになってしまった。

KH「絶対来る！今度はちゃんと東京に行くから。コンサートとかのついでで申し訳ないけど…だけど…」

ギュッとAの手を握ると、しっかりと目を見ながら俺の言葉を待ってくれていた。

KH「Aのご両親にも挨拶しに行くから…覚悟して待ってて。」

A「キュヒョン…」

また目をウルウルさせているA。

KH「分かった？」

A「…はぃ。」

小さな声だけどちゃんと返事してくれた。

Aをこんな風に傷付けて、起こられるかもしれないけど…

絶対認めてもらえるように頑張るから、ちゃんと待っててね？

…

改めてAを抱き締めて、見つめ合った。

一応もう大事な話は終わったから…

KH「キスしても…いい？」

久しぶり過ぎて…

ドキドキし過ぎて…

Aの肩を抱いている手紙震える。

A「何でそんな事聞くの？////」

KH「そぅ…だよな。じゃあ…」

ゆっくり近付いて、やっと触れ合った唇。

唇まで震えてて、Aにも伝わってしまったと思うと情けない(笑)

それでもやっぱり大好きなAの感触とは離れられなくて…

何度もキスを繰り返す。

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