僕はアイドル☆ちょぎゅ６ (ページ20)

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210.パパページ20

ーAsideー

A父「本当の事いうと、もしキュヒョン君がAの事迎えに来るのがあと少しでも遅かったら許してなかったかもしれない。」

いつも笑っているパパが急に真剣な顔をしたから少し緊張した。

A父「Aには特に何も言わなかったけど、Aが苦しんでる姿を見ると辛かった。」

KH「本当にすみません…」

キュヒョンは頭を下げた。

A父「いや、違うんだよ。今こうやって笑ってるから良いんだ(笑)急に元気になったから聞いたら、嬉しそうにキュヒョン君の事教えてくれたよ。」

そんな事キュヒョンにバラしちゃうなんて恥ずかしかったけど…

それよりパパに心配掛けてたんだって思うと涙が出てきた。

KH「A…」

優しい顔で涙を拭いてくれるキュヒョン。

KH「Aのご両親が素敵な人たちで良かった(笑)僕たちもいつかこんな風になれるといいね。」

キュヒョン…

そんな風に言われたら私…

キュヒョンとの未来を想像しちゃうよ？

………

…

それからはキュヒョンの緊張も解けて、本当に楽しい食事会になった。

ただ、明日ステージがあるからパパからのお酒の誘いを断らなきゃいけなくて…

KH「次は絶対にご一緒させてください！」

と本当に残念そうだった。

そしてママには明日共演するチャ・スンウォンさんのサインを頼まれていた(笑)

A「じゃあそろそろ行こっか。」

パパとママ、キュヒョンまでもが気に入らない顔でこっちを見て来る…

子供かっ！

KH「もうちょっと…」

とは言ってももうすぐ日付が変わってしまう。

A母「まぁ…私たちも韓国に遊びに行くし、その時にまたご飯食べましょ？」

ママのその言葉でキュヒョンは渋々立ち上がった。

玄関まで来ると、キュヒョンとパパママはハグを交わす。

本当に仲良くなっちゃってるし(笑)

A「じゃあ私ホテルまで送って来るから！」