僕はアイドル☆ちょぎゅ ６

209.キムチ ページ19

ーキュヒョンsideー

A母「今日はパパが好きなモノばっかり作ったのよ！ふふっ(笑)」

あの…

どんな反応をすればいいのか分かりません(泣)

A「ごめん。うちの両親こんな感じだから…適当に流しといて？」

こんな感じって…どんな感じ？！

…

KH「あっ、コレ…お父さんが好きだって聞いてお土産に…どうぞ。」

Aに聞いて、お父さんが好きなお酒を買ってきていた。

それを手にして驚くほどのテンションで喜んでくれたお父さんを見てホッとした。

KH「あと、コレはキムチです。うちの母が漬けたものなんですけど…良かったら食べてください。」

前にAに送る荷物の中に入れたのは買ったものだったけど…

今回は彼女の家に挨拶の行くって言ったら、オンマに持たされた。

A母「あらっ！じゃあAちゃんはこの味を覚えなきゃね〜！」

A「えっ？」

A母「えっ？」

KH「…ん？」

…

A母「だって…韓国ではそれが当たり前でしょ？」

A「ちょっと待って！まだ結婚とかじゃないからね？！」

A母「分かってるわよ(笑)でもそうなると良いなって…ね、パパ？」

A父「あぁ。むしろキュヒョン君はこんな娘で良いのか？Aの性格は可愛くないだろ？」

KH「そんな事……ちょっとあるかもしれませんね(笑)」

お世辞を言っても仕方ないと思い、素直に答えると腕にAのパンチが飛んできた。

KH「でも全部含めて好きになっちゃったんですよ。たぶん一生振り回されますね(笑)」

遠回しに結婚したいって言ってるようなものかな？(笑)

KH「でも…僕はこんな仕事してるし、今回だってこんな風にAの事追い詰めて…。ご両親からしたら決して良い彼氏じゃないですよね…」

本当は今日会った時に怒鳴られるんじゃないかって思ってた。

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