検索窓
今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:340,844 hit

465.事情聴取 ページ22

ーイトゥクsideー


結局キュヒョンは僕に近寄ることもせず、ずっとヒチョルにベッタリだった。


ちょっと寂しいけど…キュヒョンが話せる相手を見つけられたのならそれで良い。


そしてもう1人…


仕事が終わり宿舎に帰るとウニョクの部屋に向かった。


僕が部屋に入っても動かずにずっとベッドにうつ伏せになって顔を埋めているウニョク…


LT「今日はデートじゃないの?」


EH「アンナも忙しいから…」


本当によくこの言葉を聞く気がする。


普通なら忙しい僕たちに彼女が合わせてくれて何とか会えるのに…


アンナちゃんは僕たちに負けないくらい忙しいらしい。


LT「キュヒョンとは?このままで良いの?」


EH「だって…僕だってアンナの事悪く言われて怒ってるんです。」


LT「キュヒョンがアンナちゃんのこと悪く言ったの?それならウニョクが怒るのは当たり前だけど…何でキュヒョンも怒ってんの?」


できるだけ優しくそう聞くと、やっと話し出してくれた。





LT「ウニョクが怒るのは分かるよ。誰だって彼女にそんな疑いかけられたら嫌な気分になる。」


EH「でしょ?!だから僕…」


LT「だからそんな事言ったの?否定して怒るだけならいいけど…Aちゃんに言った事は酷すぎるよ。」


ウニョクだって分かってるよね?


だからそんなにヘコんでるんでしょ?


LT「Aちゃんは確かにファンだけど、いつだって僕らの前ではキュヒョンの彼女で、僕らの妹だったよ。」


皆で居る時も特にウニョクに近寄ることもなく、ずっとキュヒョンの傍にいたし。


LT「でももうココには来てくれないかもしれないね。」


EH「えっ?何で…」


LT「だってそうでしょ?Aちゃんは僕たちの妹じゃなくてウニョクのファンで、そのファンであることまで否定して…」


ずっと応援してきてくれたAちゃんがどんなに傷付いたか分かるよね?


LT「少なくとも僕はAちゃんの事、大事な妹だと思ってる。いや、たぶんお前以外皆思ってるよ。」


EH「僕だって!僕だって思ってます…キュヒョンの横に居て許せるのはAちゃんだけ。」


今にも泣きそうな顔でそう言った。

466.ミサンガ→←464.兄弟喧嘩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (299 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
350人がお気に入り
設定タグ:ちょぎゅ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

anz(プロフ) - テング&シカさん» やっぱりこのままってわけには…いきませんよね?^^;はい。頑張ります! (2013年3月11日 9時) (レス) id: 41f5a17ee4 (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - gyuサランさん» 今回はちょっと可愛めでww頑張りますね\(^o^)/ (2013年3月3日 21時) (レス) id: 13e61d437a (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - おにく輝く.*゚さん» ありがとうございます♪更新頑張りますね!^^ (2013年2月25日 16時) (レス) id: 41f5a17ee4 (このIDを非表示/違反報告)
おにく輝く.*゚(プロフ) - 本当毎回毎回楽しみにしてますっ♪ このぎゅ大好きです わら これからも更新ふぁいてぃん(^^) (2013年2月19日 18時) (携帯から) (レス) id: 705d546376 (このIDを非表示/違反報告)
anz(プロフ) - ゆなさん» どうぞどうぞ!可哀相な子を貰ってやってくださいw (2013年2月19日 11時) (レス) id: 41f5a17ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:anz | 作成日時:2013年1月10日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。