僕はアイドル☆ちょぎゅ 12

460.言うしかない ページ17

ーAsideー


KH「どう思う？」


アンナさんの誕生日の話を聞いた。


A「疑い過ぎてるからかもしれないけど…正直、狙い過ぎてるように思う。やっぱり全部が計算っぽく感じる。これは同じ女だから分かる。」


この歳になると、散々嫌な女も見てきた。


しかもそんなどっかのホステスみたいな手口で…


KH「やっぱりどうにかしないと…」


きっと私と同じようにキュヒョンも確信を持ってる。


KH「アンナさんの誕生日までになんとかしないと、あのケチなウニョクヒョンが相当なお金使っちゃう！」


お金だけじゃなくて…


たくさんのアイドルを紹介する前に…


そして2人でホテルに泊まってしまう前に…


A「もう…言うしかないのかな？」


KH「ウニョクヒョンに？」


A「うん…。傷付くかもしれないけど…どうせ傷付くなら早い方が良いんじゃないかな？」


これ以上好きになる前に…


KH「アンナさんと話して…も意味ないよな。」


私もそれは意味が無いと思う。


きっと私達が説得したところで分かってもらえない。


それどころか、逆なでしてしまったら余計にウニョクオッパが傷付く。


A「私が言うよ。」


KH「いや、言い難いでしょ？俺がちゃんと言うから…」


A「でもあのアンナさんを知ってるのは私だから。キュヒョンより詳しく話せるでしょ？」


私がそう言い切って、2人でウニョクオッパに話にいく事に決めた。


ウニョクオッパが部屋で1人の時を見計らって、キュヒョンが連絡をくれることになった。

461.どうして？→←459.ファン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す