俺様アッパ☆きみちょる １

25.ずっと一緒に ページ25

ーAsideー


HC「A…」


頬に暖かいものが触れ、目を覚ますとヒチョルさんが私の頬に触れながら覗き込んでいた。


HC「よく寝たな(笑)もう夕方だぞ？俺の飯は？」


A「あっ、ごめんなさい。何食べたい？」


HC「嘘だって(笑)別にまだ腹減ってないし。お前体調悪いなら出前でも良いし。」


起き上がってみるとよく分かる…


A「お腹空いた(笑)」


HC「おっ、珍しい(笑)じゃあ美味いもん作ってくれ。」


何が食べたいかな〜…


なんて考えながらふと気付く。


A「ヒチョルさん…仕事は？」


HC「ん？あぁ、しばらく休みだ。ずっと一緒に居れるぞ？(笑)」


しばらく休みって…


A「さっきの事があったせい…だよね？」


HC「そうだけど、結果的には良かっただろ。子供生まれてからは2人でゆっくりできる事なんてなくなるだろうし…」


A「…」


黙り込んでいると、引き寄せられて優しく抱きしめてくれた。


HC「これで良かったんだ。お前を守れて俺は満足だし、せめてお前が安定期に入るまでは一緒に居てやりたいって思ってたから…な？ちょうど良かったんだよ。」


優しい声に体温…


A「うん…」


HC「何泣いてんだよバーカ(笑)」


一緒に居れるのは嬉しいけど…


ヒチョルさんの大好きな仕事を取り上げてしまったみたいでやっぱり申し訳ない気持ちになる。

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