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もっと早く ♯1-シルク- ページ13

※イジメについて書かれているものです。
トラウマなど嫌な気持ちにさせてしまう場合があります。
ご注意下さい。






女1「ほらほら、ちゃんと掃除しないとね〜?」

女2「そうそう、汚いから洗わないと!!」

女3「おら、暴れんなよ!!」

女1「ふはははッ、マジ汚ねぇーww」

結衣『ッ…お願ッ…やめ、ッ…』

女3「うるせぇ!!汚物が喋んじゃねぇよ!!」

女2「ほら、石鹸もつけて〜…あははッ、泡だらけww」

女4「あ、予鈴鳴るからそろそろ行こ。」

女1「ちゃんと後始末しとけよ、汚物。」

女2「あ〜楽しかった〜」

女3「早く着替えないと時間ねぇぞ〜?」




きゃははははは……





全身ずぶ濡れで髪から滴る冷たい雫がトイレの床に虚しく落ちる。


絶望の文字が私の頭を駆け巡る。


イジメのきっかけとは些細な事で…




女1「え、結衣ってシルクと幼馴染なの?」

女2「マジ!?あ、じゃあLINE教えてよ!!」

女4「シルク全然教えてくれないからさ〜ね?」

結衣『いや、それはちょっと…』

女3「良いじゃん、教えてよ〜」

結衣『シ、シルクに聞いてみないと…』

女2「だーかーらー断られるんだって言ってんじゃんよ〜」

女1「結衣だけズルい〜」

結衣『そ、そんなこと言われても…ただの幼馴染だし…』

女3「…何それ、自慢?」

結衣『いや、違っそんなつもりじゃッ

女1「……うっざ。」





この瞬間から、私は標的にされてしまった。

先生に相談しようとも考えたけど、
その後の仕返しが怖くて結局何も出来なかった。




結衣『……す、すみません…遅れました。』

先生「おぉ……なんだお前、ジャージなんかに着替えて。」

結衣『あ、えっと…その…』

女1「……掃除中に転んじゃったんですよ。」

女2「そうそう、派手に滑ったもんね。」

女3「結衣、頭とか打ってねぇか?」

女4「本当災難だったね?」

先生「そうか。まぁ、掃除熱心なのは良いが程々にな?」

結衣『……は、い。』

女「「「「wwwwww」」」」

シ「……………」





さようなら〜




女1「ねぇシルク、一緒に帰ろ〜。」

女2「あ、今日こそLINE教えてよね。」

女3「ちょ、アンタだけ抜け駆けさせねぇよ?」

女4「シルクぅ行こ〜」

女3「あー腕なんか組むんじゃねぇよ!!」

女1「もう、アンタ達うるさいよ?ごめんね、シルク。」

シ「本当、ピーチクパーチクうるせぇな…」



そう言って廊下へと消えたシルクと彼女達の姿を見送り私も教室から出ようとした時。

もっと早く ♯2-シルク-→←甘いな。 -ダーマ-



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作品ジャンル:恋愛
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美夢(プロフ) - 全部読み返してきました(´・ω・`)ニヤニヤが止まらずです (2019年7月27日 9時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
カオル - 1から読んでいたら、気づいたら6までいっていました。何度キュンとしたことか。企画の全員のものなどニヤケてしまいました(*´ω`*) (2019年1月18日 3時) (レス) id: d8ce782270 (このIDを非表示/違反報告)
来響 - わーヤバイニヤケてしまう笑 (2019年1月8日 16時) (レス) id: 46c572a747 (このIDを非表示/違反報告)
鳥獣先輩(プロフ) - とても感動しました (2018年11月17日 18時) (レス) id: 73a4e43239 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - おはよんよん♪ありがとぉ 嬉泣 マサイの優しさに本当に胸がキュンキュンしたよ♪本当に忙しい中書いてくれて有り難う!ワガママ聞いてくれてありがとう! (2018年10月25日 6時) (レス) id: c0d11f604d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あにゃ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年10月13日 0時

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