-42枠- ページ43
ー通話中ー
シ「あ?誤解?」
( 結衣『う、うん…』 )
シ「え、じゃあ彼氏ってのも…」
( 結衣『違う違う!!た、たしかに…職場の人に告白はされたけど、ちゃんとお断りしたし。』 )
シ「そ…そっか、…そっか!!」
( 結衣『う、うん??』)
シ「いや、…だと思ったんだよ!!ww」
( 結衣『え、あ…そう…ですかww』 )
シ「あ、いや…別に結衣に彼氏が出来るわけないって思ってたんじゃなくて…
( 結衣『酷いwww』)
シ「いやいや、だから違うってww」
( 結衣『ふふww』 )
シ「でも、……そっか、デマか。」
シ( 良かった… )
( 結衣『うん。だから、これから誤解を解こうかなって思ってたところ。』 )
シ「あぁ、そっか!!悪りぃな、変なタイミングで電話して。」
( 結衣『ううん、平気。』 )
シ「……好きな奴に誤解されてたら大変だしな?」
ここで俺は少しカマをかけた。
( 結衣『ん?』)
シ「いや、ほら…結衣にも好きな奴くらい…いるだろ?ww」
( 結衣『…へ?』 )
シ「い、ねぇの?」
( 結衣『え、あ〜…うーんww』 )
シ「なんだよ、その返事ww」
( 結衣『いやっ、なんていうか…』 )
シ「意味深ww……あ、お土産買って来たから近いうち渡すわ。」
( 結衣『へ?あ、う…うん。』
シ「朝早くからゴメンな。またLINEするわ。」
( 結衣『うん、分かった。まだ帰国したてでしょ?ゆっくり休んでね。』
シ「おう、んじゃ…」
( 結衣『はーい。』 )
ピロリン
ー通話終了ー
シ「……はぁぁぁぁぁあ。」
俺は壁に背を預け天井を見上げた。
誤解だった事に安心したのも束の間…
シ「好きな奴………いんだ。」
彼女の濁し方からして、微妙な感じではあった。
シ「ダラダラしてたら取られちまうな…こりゃ。」
俺の部屋には似つかわないピンク色の紙袋が異様な存在感を放つ。
シ「………まだ、諦めねぇからな。」
俺はパソコンを開き、スケジュールを確認した。
シ「1ヶ月後…」
俺の心中で少しずつ、決意は募っていった。
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とびじゃす#(プロフ) - あにゃさん» いえいえ!楽しみによんどーよー^ ^ (2018年9月12日 2時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - とびじゃす#さん» お待たせしましたー!!遅くて本当に申し訳ございません。 (2018年9月12日 0時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - めっちゃオモロイから更新頑張って! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 妃菜さん» 嬉しいコメント、本当心の助けになりました!!ご心配をお掛けして申し訳ありません!!今は回復して少しでも良いものが作れるように日々頑張っておりますので、今後とも宜しくお願いします!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - MMさん» いつまでも待ってます!このコメントにウルウルしちゃいました!!心が温かくなり、本当嬉しかったです!!これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いします!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
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