-31枠- ページ32
シ「でさ!!」
あぁ…
本当この人は…
結衣『………かっこいぃなぁ〜』
シ「あ?」
結衣『本当、君はカッコいいよぉ』
シ「おまッ、急に何言い出して
結衣『困っちゃうなぁ〜』
シ「何がwww」
結衣『う〜ん?秘密♪』
シ「つか、飲み過ぎ!!すみませーん!!お冷貰えますか?」
結衣『ん、すみませーん!!ウーロンハ
シ「却下。」
結衣『えぇ〜、まだ呑めますよ!!』
シ「はいはい、じゃあお水を飲みましょうね〜?」
結衣『却下。』
シ「だが断る。」
結衣『えぇ〜』
シ「ほら。」
結衣『いーや!!!』
シ「ワガママ言うなよww」
結衣『お酒が呑みた
シ「口移しで無理にでも飲ませてやろうか?ww」
結衣『え…?』
シ「え?」
結衣『なッ、
シ「おまッ、本気にすんな馬鹿ッ!!」
結衣『ッ、』
シ「だからッ!!その顔!!」
結衣『え………』
シ「………」
一瞬、周りの音が聞こえなくなった。
テーブルから身を乗り出し
彼は赤みを帯びる私の頬にそっと手を伸ばす。
その彼の視線は熱く…
吸い込まれる様にそっと瞼を閉じた時
温かいぬくもりを唇に感じた。
そっと唇を離すと、彼は慌てて視線を外し
シ「そ、そろそろ帰るか!!」
結衣『……ん。』
シ「タクシー呼んで来るから待ってて。」
結衣『あ、私歩いて帰
シ「酔っ払ってる奴を、1人で帰す訳ねぇだろww」
彼が席を外してる間、
色々な事が頭の中で渦を巻いていた。
結衣『キス………しちゃった。』
流れで…
お酒の勢いで…
やってしまった。
彼はなんて思っているのだろう。
どんな気持ちで、私にキスをしたのだろう…
でも、そんな事…
結衣『私から…聞けないよ…』
知ってしまった温もりが、
身体の熱を上昇させる。
結衣『どうしよう………』
好きが止まらない。
シ「よし、タクシー来
結衣『…………』
シ「結衣?」
結衣『…………』
シ「おーい。」
結衣『…………』
シ「全然起きねぇし…どうすっかな。」
結衣『…………』
シ「………ごめん、な。」
彼の声が、遠くで聞こえる…
なんで謝ってるの…
謝るくらいなら…
キスなんてしないでよ…
そう言いたいのに…
身体が動かない…
あぁ…
やっぱり…
無謀な恋なんて…
するんじゃ、なかったな…
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とびじゃす#(プロフ) - あにゃさん» いえいえ!楽しみによんどーよー^ ^ (2018年9月12日 2時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - とびじゃす#さん» お待たせしましたー!!遅くて本当に申し訳ございません。 (2018年9月12日 0時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - めっちゃオモロイから更新頑張って! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 妃菜さん» 嬉しいコメント、本当心の助けになりました!!ご心配をお掛けして申し訳ありません!!今は回復して少しでも良いものが作れるように日々頑張っておりますので、今後とも宜しくお願いします!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - MMさん» いつまでも待ってます!このコメントにウルウルしちゃいました!!心が温かくなり、本当嬉しかったです!!これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いします!! (2018年8月1日 23時) (レス) id: 2d6d468a89 (このIDを非表示/違反報告)
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