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扉を開けると、其処には……
シ「お荷物、お届けに参りました〜。」
何故か宅配業者の格好をしたシルクの姿が…
私は咄嗟に扉を閉めてしまった。
結衣( へ？な、何が起こってるの！？ )
シ「えー！？ちょ、締め出しは勘弁してww」
そして私は気付いてしまった。
音声を切り忘れて、声がダダ漏れになっている事を。
結衣『あ、ちょッ…音声がッ
シ「良いんだよ。」
私が慌てて音声を切りに部屋に戻ろうとした時、
シルクは自ら扉を開き私の腕を掴んで徐に靴を脱ぎ出した。
結衣『へ？ちょ、待って待って待ってww今配信中だよ！？ね、ねぇってばッ！！』
シ「知ってるよww見てたんだからww」
結衣『じゃ、じゃあッ……待っ、そっちの部屋はッ
シルクは私の腕をガッシリ掴んで離してくれない。
そしてそのまま、配信している部屋へと歩き出し…
シ「よっこらせっと………どもー！！みんな見えてる？」
え！？
！？！？！？
あれ？見たことある
フィッシャーズだ
シルクじゃね？
えーーーーーー
ちょ、混乱
どゆこと？
きゃーシルク♡
コメント欄は一気に荒ぶった。
結衣『あ、えっと…サ、サプライズゲスト！！フィッシャーズのシルクロードさんでーすっ…』
私の頭はパンク寸前。
どうしたら良いのか分からず、
取り敢えずその場を凌ごうと此方も必死だ。
そんな事つゆ知らず。
彼はのうのうと配信画面に釘付け。
シ「うおッ！？すげーww閲覧やべぇーww」
そりゃそうでしょ……
どうするのよ……
私が頭を抱えた時。
シ「あ、そうそう…お土産お土産。」
結衣『あのさ……コレは一体どういう
その時、彼は抱えていたダンボールの中から今度は小さな箱を手に取った。
シ「………どうしても、直接渡したかったんだ。」
結衣『？』
そして呆れながらも
その小箱に視線を向けると…
シ「…………おんさん……おんさん？まぁ、本名は伏せとこう。…………おんさん、僕と……
僕と、結婚を前提にお付き合いして下さい。」
私の中で時が止まった。
何を言ってるの？
コレ、配信中だよ？
何してくれてるの？
どうしたの？
これ……ドッキリ？
私は何も答えられずにポカンとしていると、
シルクは私の手を握り呟いた。
シ「ドッキリでもなんでもねぇよ……これは俺の本心で……この場で言った事は、俺の覚悟の証だ。」
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さくらもち(プロフ) - 最後のシルクの一言…！え、もうニヤケが止まらんwww素敵な作品を書いて下さって本当にありがとうございます！ (2018年11月8日 17時) (
レス) id: 4a658d8cff (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと - 初コメ失礼します！ めっちゃいい話でした！最後のとこでうるっときてしまって…(ﾉД`) こんな素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2018年10月11日 3時) (レス) id: 09b2f59d79 (このIDを非表示/違反報告)
ユマ - 凄くドキドキしました！キュン死にしました笑笑 胸キュンをありがとう！頑張ってください！応援してます！ (2018年9月29日 8時) (レス) id: e7f4f887a5 (このIDを非表示/違反報告)
aich(プロフ) - シリーズ最初から一気読みしました。キュン死にしてます（笑）（笑）胸キュンをありがとう！！！最後まで応援します！！！ (2018年9月24日 23時) (レス) id: 256f7a3088 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん - 初めて感想書くんですけど、すごく面白かったです！！毎回、キュン死にしてました(笑)更新待ってます！！頑張って下さい！！！！ (2018年9月24日 1時) (レス) id: 5513b48672 (このIDを非表示/違反報告)
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