280話 ページ9
Aがそそくさと安全そうな場所へと逃げるなか
ザンザス達は匣アニマルを繰り出し、雲雀もVGを身に纏う
そして、それらを合図に再び双方の攻防が始まる
そんななか、風の動きは先ほどとは異なり、風は全ての攻撃を見切り、かわし
絶好の攻撃ポジションへと動きを進めていた
風(ザンザスにスクアーロ、あなた達は強い、力も技も賞賛に値するほどに強い、マーモンが信頼するのも頷けます、本来ならばじっくりと拳での対話を楽しみたいところです)
激しい攻撃を避けるなかでちらりと時計に目を向ける
風(しかし残念ながら時間が足りない)
風の集中力が一気に上昇し、周囲のオーラも変わっていく
風(ここは遠慮なしに圧倒します)
ゴオォォォ！！！
風(爆流炎舞！！！)
風のなめらかかつ、ハイスピードな動きがまるで龍のようなうねりをみせ
その衝撃波が匣アニマルを退け、スクアーロ、のバトラーウォッチを砕く
そして、ザンザスを見下ろせる絶好のポジションへと到着すると
一度天井へと足をおろし、集中力を更に高める
風(ザンザス、とどめです)
風が自らの勝利を確信したその時だった
その声は脳に語りかけるかのように突如として現れた
(この音・・・覚えているかい？)
風「！！」
コキン！
風「！！」
コキン！
雲「！？」
コキン！
ザ「！？」
彼らの脳に木霊する軽快な音が1つ
その音を聞いた風はまずい、という表情を見せると共に集中力も途切れる
同時に、風の体中に嫌な予感が疾走る
そして、その予感が的中したかのように―――――
ビキッ
ビキビキッ
血管のようなものが風の顔やら体に浮かび上がり、次の瞬間
そこから勢い良く血液が噴き出してきた
風「ぐっ・・・」
痛みも相まって、風は天井から落下していく
着地は体の体制を変えることで衝撃を最小限に抑えることは成功した
風「危・・・ない・・・所・・・でした・・・」
不可解な音の後に風の体に起こった不可解な現象
その現象に、雲雀もザンザスも思わず驚愕の色を見せ、風に注目した
「これでわかったろ？武術より幻術の方が優れている」
―――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
