298話 ページ27
代理戦争 4日目 午後3時―――
『ティリリ』
真っ白いハトが群がる噴水のある公園
そこに突如として響く機械音
驚いた鳩達が一斉に飛び立つそのさまは、まるでこの最後の戦いの開幕を印象づけるようだった
『バトル開始1分前です、今回の制限時間は90分です』
鳴り響く機械の声に表情を引き締めるこの公園に唯一存在する人物達
ツナ、リボーン、獄寺、山本、ディーノの5人
言い表しようのない緊張感が辺りを漂い、それがより一層彼らの身を引き締めさせた
綱「いよいよだな」
リ「ああ」
この戦いで全てが決める
これまでの代理戦争とはまるで違うこの状況は果たしてどこへ進んでいくのだろうか
今、その賽は投げられたのだ
リ「すべて作戦通りに進めるぞ、お前達準備はいいな」
ディ「ああ」
山「オッケ！」
獄「いつでもきやがれ！」
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―ヨーロッパ某所―
ゴツゴツとした岩肌と万年雪に囲まれた山奥
人など早々やってくることのないその場所に復讐者の牢獄はあった
そして、ここでもまた、最後であり最期となるやもしれぬこの戦いに
強い執念を持って挑む者達がいる
「リボーンチーム、ヴェルデチーム、マーモンチームはそれぞれ別の場所にいるな
それぞれの炎も感じる、幻覚ではない本物のね」
まるでゾンビのような風貌の者こそイェーガーであり
そしてその肩に乗る透明なおしゃぶりを持つ赤ん坊こそ
この代理戦争を利用し、チェッカーフェイスを倒そうとする者、バミューダだ
バ「僕らも3手に別れよう、皆殺しにして構わない、僕とイェーガー君はリボーン君に話がある」
彼らの進む先に浮かび上がる第8属性の夜の炎
ゆらゆらと不規則に揺らめく炎はこれから巻き起こる戦いの様を予感させるようだった
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場所は戻ってツナ達のいる公園
ツナ達の前に現れた不気味な夜の炎
もちろん、それは彼らリボーンチームの前だけでなく
ヴェルデチーム、マーモンチームの前にも現れているはずだ
バ「やあ、リボーン君」
重苦しく纏わりつく炎を振り払い、ゆっくりとその向こうから姿を見せたバミューダとイェーガー
それはもともと不気味である復讐者の存在をより一層引き立てる要因となっていた
バ「迎えに来たよ、仲間になる準備はできたかい？」
―――
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-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
