アンチvsアンチ抹殺部隊【リレー】【アンチ抹殺委員会】Ⅱ (ページ30)

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共闘(宇宙光里) ページ30

『あ～もう！！』

私は迫り来るクz…じゃなくて、アンチを倒しながら、必死に考えた。

もちろん、考えていることはただ一つ、スパイについて。

どう考えても100人以上いるからだ。

ただ、天星が好きな大我君を疑うことはなるべくしたくない。

『ここらで幹部でも出て来れば話が楽なものを…』

結構前にも話したけど、私は考えるのが得意じゃない。

私は1人じゃダメなんだ(天星がいないとなにもできない)

だめだ、今そんなことを考えては。

下の子達が頑張っているんだ。

辛い思いをした作者さんたちがいるんだ。

私が折れてどうする？

ああ、でもー

天星とまた、語りたかったなぁ

もうきっとあの平和な日々は戻らないのに

だからこそ、今潰さなければいけない

私たちだって、訓練をしたんだ

下の子達だって少しは強くなってるはず。

あの訓練で得たものは必ず、あるはずなんだ

天星「光里！？」

『天星！よかった、無事で…』

天星「俺があんなのにやられるわけないじゃん。てかアンチ大我きゅんが言ってたより多くね？」

『それな、やっぱスパイ説しか上がらんわ』

天星「俺大我きゅん疑いたくないんだけど…」

『私も疑いたくない、けど…』

天星「それ以外考えられない？」

『そう！なんだよ、あ、でも…』

天星「？」

『エンジニアの人が、ちょこぉっと機械の人数認識いじれば、100人くらいにできるかも…？』

天星「それだ！」

天星「とりあえず、このゴタゴタが終わってから制裁＆探索だね！」

『そうだな！…じゃあ、それまで久しぶりにBL語りながら共闘と行きますか！』

天星「賛成！」

ーこうして、5年ぶりに天星と共闘することになった。